「漸近線」って言葉を知ったのは中学生の頃だったかな(小学生で習うのかもしれないけれど、小学時代に勉強したことはないので知らない)。言葉も素敵だったし、永遠に近づき続けるという「ありかた」も面白そうだった。
と、いいつつ。「漸近」するのは曲線の方であり、漸近線(中1の反比例ならx軸とy軸)は近づいてこない。なのに、その直線の方を「漸近線」というんだなあ。
おそらくは「漸近していく」線という意味なんだろう。そんなことを考えて、国語辞典に正解を求めてみた。
続きを読む「漸近線」って言葉を知ったのは中学生の頃だったかな(小学生で習うのかもしれないけれど、小学時代に勉強したことはないので知らない)。言葉も素敵だったし、永遠に近づき続けるという「ありかた」も面白そうだった。
と、いいつつ。「漸近」するのは曲線の方であり、漸近線(中1の反比例ならx軸とy軸)は近づいてこない。なのに、その直線の方を「漸近線」というんだなあ。
おそらくは「漸近していく」線という意味なんだろう。そんなことを考えて、国語辞典に正解を求めてみた。
続きを読む「デンプン」を、あまり漢字でイメージしたことがない。だから「澱粉とは沈殿する粉だ」なんて話も記憶にない。
小麦粉を塩水で練ってから水の中で揉むと、底に粉が沈澱します。これがデンプン。沈澱する粉だから澱粉っていうのね。
— maeda hiroaki (@torisan3500) March 18, 2017
via 『料理生物学』(小倉明彦)
そういえば、植物が光合成でつくるのも、食べ物に入っているものも、糊になるものも、みんな「デンプン」だけど、辞書ではいったいどんなふうに定義しているのか。
続きを読むちょっと前(第四版)の『三省堂国語辞典』を見ていて驚いた。「生」(なま)の定義だ。
すなわち「とってきた動物・植物を、煮たり焼いたりする前の様子」なんだそうだ。
続きを読む「生」とは「とってきた動物・植物を、煮たり焼いたりする前の様子」。
— maeda hiroaki (@torisan3500) March 12, 2017
via 三省堂国語辞典第四版 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/OLBaxpcUw0
日経新聞に「男の髪形、整髪剤の進化映す 〜 ポマードから泡状 より自然に」ってな記事があった。
「リーゼント、慎太郎カット、マッシュルームカット、ロン毛、ソフトモヒカン、おしゃれ7.3……」なんて書き出しなんだけど、そういえば「リーゼント」ってなぜ「リーゼント」と呼ぶんだっけ?
最近料理を始めた(米のとぎかたなども最近覚えたよ!)けれど、まだいまのところはわからない言葉だらけ。そんな言葉も国語辞典で引いてみる。
たとえば「にんじん」なんかに使う「乱切り」。
辞書を引いてむしろわからない感じがしてきたりもする。
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