50歳にして料理をはじめたぼくではある。業としてしている人には叱られるかもしれないけれど、まあ、楽しい。今の世の中、Cookpadなんてものがあるのも便利だ。
ただ、料理の世界にはいろいろわからない言葉があるのには困ったもの。ときどき出てくる「カップ」ってのもよくわからない。
「漸近線」って言葉を知ったのは中学生の頃だったかな(小学生で習うのかもしれないけれど、小学時代に勉強したことはないので知らない)。言葉も素敵だったし、永遠に近づき続けるという「ありかた」も面白そうだった。
と、いいつつ。「漸近」するのは曲線の方であり、漸近線(中1の反比例ならx軸とy軸)は近づいてこない。なのに、その直線の方を「漸近線」というんだなあ。
おそらくは「漸近していく」線という意味なんだろう。そんなことを考えて、国語辞典に正解を求めてみた。
続きを読む「デンプン」を、あまり漢字でイメージしたことがない。だから「澱粉とは沈殿する粉だ」なんて話も記憶にない。
小麦粉を塩水で練ってから水の中で揉むと、底に粉が沈澱します。これがデンプン。沈澱する粉だから澱粉っていうのね。
— maeda hiroaki (@torisan3500) March 18, 2017
via 『料理生物学』(小倉明彦)
そういえば、植物が光合成でつくるのも、食べ物に入っているものも、糊になるものも、みんな「デンプン」だけど、辞書ではいったいどんなふうに定義しているのか。
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