気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「咲き残る」の意味とは?

国語辞典を眺めていて、「咲き残る」という語に出会った。

「咲き誇る」はわりときくけれど、「咲き残る」という言葉はあまり聞いたことがないように思う。「みんな咲いてから散ったのに、まだ元気に咲いている」という意味だろうか?

 


君は薔薇より美しい / 布施明(1979)

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オオクニヌシノミコトは悪者?

日本国語大辞典』第二版で「オオクニヌシノミコト」を見てちょっと驚いた。

おおくにぬし‐の‐みこと[おほくにぬし‥] 【大国主命
(中世以降の呼称。古くは「おおくにぬしのかみ」)
古事記」が設定した国つ神の首魁

オオクニヌシノミコト」は「首魁」だったのだ。

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「ペットボトル」なんてものはなかったよ。

広辞苑』の第三版(1983)に「ペットボトル」の「PET」はない。83年といえば、ぼくが高校三年生の頃だ。つまり、ぼくは青春時代のほとんどを「ノーPET」で過ごしたってことになる。

コカ・コーラ ゼロ ペットボトル 500ml×24本

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時代で変わる「フォーマット」

『明鏡』の初版(2003年)を読んでいた。そこで出会ったのは「フォーマット」。

フォーマット【format】
(1)形式、書式。
(2)コンピューターで、フロッピーディスクなどの記録媒体にデータを管理する区画を作り、管理情報を書き込んで使用可能にすること。初期化。また、その形式。
(3)コンピューターで、画像ファイルの保存形式。画像フォーマット。

思いっきり「フロッピーディスク」と書いてある。今はどうなんだろう?

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「せんもん」とは「ひよめき」のこと。

「ひよひよと動くから」ひよめきというんだそうだよ。なんじゃそれ。

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「スリル」は「楽しい」。

日本国語大辞典』を眺めていた。「ほう」と思ったのは「スリル」の定義。「なにこれ、わかった風じゃん」みたいなことが書いてあった。

スリラー

スリラー

 
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国語辞典に載る「サムシング」

確かに「サムシング」という言葉がはやった時代があるような気がする。「なんとも言えぬサムシング……」とか。しかし国語辞典に載っているとは思わなかったな。

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辞書にない「ピグミー」

なぜか、ぼくの中では「ピグミー」という語は「メジャーな言葉」扱いだ。昔からよく耳にしたように思う。ただし、「ピグミー」の意味を間違って覚えていたようだ。

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