気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

日用品

「インク瓶」

万年筆が大好きだ。中学生の頃から、ちょっと多めのお金を手に入れると万年筆ばかり買っていた^^。 PARKER パーカー 万年筆 ソネット ジャーニースペシャルエディション 細字 18金ペン先 ギフトボックス入り 正規輸入品 2191652 PARKER Amazon 理由のひと…

「雪駄」には牛革必須?

築地で働いている頃、なんとなく街に雰囲気に流されて(笑)「雪駄」を愛用していた。築地の店で買ったんだけど「この雪駄は裏がキルク(コルク)でできていて歩きやすいですよ」なんて言われて購入した。 だけどどうやら「裏がキルク」はいんちきらしい(笑…

「尾錠」ってなに?

新明解をめくっていると、「尾錠」なる語に出会った。 びじょう【尾錠】ベルト・靴などに取り付け、左右から締めよせて止める金具。しめがね。びじょがね。 ここまで読んで「尾錠」が何かわかるだろうか。

「耳かき」とは行為にあらず

辞書をぱらぱらとめくりつつ、「耳かき」に出会ってちょっと驚いた。 眺めていたのは新明解。 耳かき耳あかを取る、さじ型の小さな道具。 定義はこれだけだ。

アルミサッシの「サッシ」って何?

そんなのわかってるよ、枠のことじゃん。そう言われるかもしれない。ぼくもそう答えたい。 ただ、続けて問われたらどうだろう。「いったい何がサッシで、何がサッシではないんですか?」。 不二貿易 プランター 窓枠型 ブラウン 20372 小型 不二貿易(Fujiboe…

「ランドセル」

5月8日の日経新聞には、かなり詳細な「ランドセル」に関する記事が載っていた。 「途上必ス背囊ヲ負フヘシ」。上流階級の学校だった学習院で1885年、ランドセル通学がルールになった。「背囊」とは主に軍用だったリュックのことで、オランダ語で「ランセル」…

「オブラートに包む」

ふと思ったんだけど、「オブラートに包む」という表現はまだ生きているんだろうか? ぼくの中学生時代までは「一般的」な言葉だったように記憶する。ただ、高校・大学・社会人時代、この言葉をあまり聞いた記憶がないように感じる。 国光オブラート 袋型 100…

「不織布」ってなんだ?

アベノマスクはださいよね。首相本人も、どうやらつけたくなかったみたいで、他のマスクに変えたみたいだし。 タイミングのひどさとか異物混入とかいろいろあったけど、とにもかくにも格好悪かった。首相があのマスクをつけるのは国辱物なんじゃないかと思っ…

「甘いマスク」は死語?

トイレットペーパーやボックスティッシュは手に入るようになってきた(Amazonはまだだめみたいだけど)。ただ、マスクは手に入らないね(ぼくはそこそこ備蓄している)。 健常者マスク不要論もあるけれど、それは、周囲に良識ある人しかいない場合の話なんじ…

「陶片」を載せる国語辞典はほとんどない。

ちょっとびっくりした。国語辞典に「陶片」を探しても載っていないんだ。「陶片」といえば「陶片追放」。その「陶片」をどう定義しているのかと、ふと見てみたくなった。だけどめくってみた限りでは『日本国語大辞典』にしか載っていないかな。 とう‐へん[…

「甲板」ってなんて読む?

ふつう「かんぱん」だよねえ。それも正解。でも他にも読み方がある。ぼくは知らなかったなあ。 ちなみに「かんぱん」と読めばこんな意味。 かんぱん【甲板】(「かん」は「甲」の唐宋音)(1)船の上部にあって、梁(はり)に木または鉄板を一面に敷きわたした…

「リンス」の効能って何?

当たり前の話で申し訳ない。 「リンス」とか「コンディショナー」とかって、使うと髪がしっとりしたりするような気がするんだけど、どんな効用があるのか知らずにきた。シャンプーだけで済ますこともしばしばだ(これが超恥ずかしいことなのかどうかわからず…

「たちながし」。

なんとなく想像するリズムは「おもてなし」に似てるな。でも「たちながし」は「立ち流し」と書く。 字面から想像できる通り「流し台」の一種だそうだ。

「バタリー」って知ってる?

『新明解』を眺めていると「バタリー」という語に出会った。ちなみに英語で、スペルは「battery」なんだそうだ。 なんだそれ。それは「バッテリー」じゃん? でも「バタリー」なんだそうだ。

「エクストリーム」あります。

とある海外商品のパッケージをみていてちょっと笑ってしまった。 「開封後はエクストリームなコンディションを避けて保管してください」。 pic.twitter.com/FVBPrDBb42— maeda hiroaki (@torisan3500) May 1, 2019 「開封後はエクストリームなコンディション…

「戉」ってな〜んだ?

「越」の字の、「戉」部分の書き順に驚いたんだけど、読み方もよくわかんなかったな。 「越」はこんな書き順なのか。正しい書き順で書いたことないな。 #漢字 via 漢検漢字辞典 pic.twitter.com/dbZtIJUVTP— maeda hiroaki (@torisan3500) April 27, 2019 『…

調理用の台は「コンロ」ではない!

写真のような調理器具(台?)を「コンロ」と呼ぶのだと思っていた。しかしどうやらこれは「コンロ」ではないらしい。 リンナイ 3つの「安心」新搭載【気のきくコンロ】 幅約56cm 左強火力 クリームベージュ 都市ガス12A/13A KG34NBEL(13A) 出版社/メーカー:…

時代で変わる「フォーマット」

『明鏡』の初版(2003年)を読んでいた。そこで出会ったのは「フォーマット」。 フォーマット【format】(1)形式、書式。(2)コンピューターで、フロッピーディスクなどの記録媒体にデータを管理する区画を作り、管理情報を書き込んで使用可能にすること。初期…

Do You Know 「匙」?

『例解小学短歌・俳句辞典』ってのを読んでいた。すると「匙とはスプーンのこと」なんていう注釈を見つけた。 「匙」(さじ)に注釈がいるのか!> 「匙なめて童たのしも夏氷」(山口誓子)。「夏氷」はシロップをかけて食べるかき氷のことです。「匙」はス…

「模造紙」とは「局紙」を模造した紙のこと。

今でも生きている言葉だろうか。ぼくが子供の頃、「模造紙」という言葉が一般的に用いられていた。何を模造した紙なのかはわからなかったけれど、「ザラ紙」と「模造紙」は、日常で出会う紙の二代表だった(あ、半紙の方がメジャーかな。まあ三代表には入る…

テレビ on 国語辞典

テレビなんてのは当たり前すぎる言葉で、国語辞典で引く人もあまりいないだろうな。でも引いてみるとなんだか難しいことを言われてちょっと笑ってしまう。 たとえば『新明解』のテレビをみる。 テレビ動く画像と音声・音響を電波で広い地域の受信装置に送っ…

「ズック」って、靴のことだと思ってた!

ファッションなんてものに縁遠いがきんちょだったせいか。ぼくは「ズック」ってのは、ある種の「靴」を指す言葉なんだと思っていた。 Boriog スニーカー ズックシューズ カジュアルスニーカー 厚底 インヒール6cm 春秋シーズン レディース ガールズ 学生 ス…

「アート紙」とはスーパーカレンダーで平滑にした紙。

「アート紙」ってのがどういうものか知らないのはぼくが馬鹿だからだ。 Epson UltraSmooth Fine Art Paper Rolls 出版社/メーカー: Epson メディア: オフィス用品 この商品を含むブログを見る だが『広辞苑』の「アート紙」が理解できないのはぼくのせいばか…

「キャニスター型」ってどんな型?

ふつうは知ってるんだと思う。掃除機でよく使う「キャニスター型」。 Dyson キャニスター掃除機 DC48THSY 出版社/メーカー: dyson(ダイソン) 発売日: 2013/04/18 メディア: ホーム&キッチン この商品を含むブログを見る ぼくは「蟹」風に地を這う形かとなん…

「カップ」とは、「乳に当てる部分」のこと。

50歳にして料理をはじめたぼくではある。業としてしている人には叱られるかもしれないけれど、まあ、楽しい。今の世の中、Cookpadなんてものがあるのも便利だ。 ただ、料理の世界にはいろいろわからない言葉があるのには困ったもの。ときどき出てくる「カッ…

風呂敷はなぜ「風呂」敷というの?

「風呂敷」ってのはぼくの世代のちょっと前まで「一般的」な道具だったと思う。ぼくの世代(ちょうど50歳だ)あたりから使わなくなったんじゃないかな。 ふろしきスタイル 使い方決定版 (生活実用シリーズ) 作者: 山田悦子 出版社/メーカー: NHK出版 発売日:…

「ティッシュ」on 国語辞典

以前、「ちり紙」の記事を投稿した。「ちり紙」についてはわかったんだけど、そういえば「ティッシュ」は国語辞典にてどのように扱われているんだろう? と、思って最初にみてみたのは『新明解』だ(上の写真)。

ホース(水道ホース)は日本語でなんて言うの?

シャワーを浴びていて気になってしまった。急いで出てきていろいろと辞書をくってみた次第。「ホース」って日本語でなんていうんだろうな。 タカギ(takagi) クリア耐圧ホース 5m PH08015CB005TM 出版社/メーカー: タカギ(takagi) メディア: Tools & Hardware…

死語となった「チリ紙」(ちりし)

小学校低学年の頃。大分県杵築市寺町というど田舎(当時)に住んでいた。トイレも汲み取りばかりだったし、向かいの家は風呂も薪だったな。 そんな頃、ぼくたちは「トイレットペーパー」なんてものを持たなかった。何で用を足していたかといえば「ちりし」(…

「伝線」という語はストッキングのために作られた?!

ふつうは驚かないのかもしれない。でもぼくはとても驚いた。 「ストッキングが伝線する」の「伝線」。これは比喩ではなく、ほぼストッキングのためだけにある言葉のようなのだ。