気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

歴史

「優生保護法」の「優生」とは?

「優生保護法」が話題だ。しかし「優生」ってのは、なんだか「すごい言葉」っぽくて気になる。 ナチス・ドイツの断種法を参考にして1940年に制定された国民優生法を引き継ぐ形で、48年に施行された。 via #日経新聞旧優生保護法とはhttps://t.co/hBHhdCjlM4—…

「がんぐう」ってなんだ? にまつわる話など

「岩偶」と書く。字をみれば「ああ、あれのことじゃん」とわかる人が多いんだろう。ぼくは「岩偶」という文字を見ても、「いわぐう」などと読んでしまった馬鹿者だ。 この「岩偶」に出会ったのは『日本の土偶』なる本を読んでいたときのこと。 日本の土偶 (…

「バブル経済」とは日本独特の言い回し?

ぼくは、とある外資系コンピューターメーカーが1000人採用を行ったような、そんなバブル世代の人間だ。「花金」(ハナキン)はもちろん「花木」(ハナモク)にも飲み歩き、そしてタクシー券で帰宅したりしていた。 「バブルの最中には今がバブルであると意識…

「やもお」(「やもめ」の男版)という由緒正しき言葉

「やもめ」という言葉は知ってる。使ったことはないかもしれないけれど、「男やもめにウジがわく」なんて言葉は耳にしたことがある。 ただ、「男やもめ」を1語であらわす「やもお」という言葉をきいた、ないし目にした記憶がない。 恥ずかしながら、「やもお…

髪型の「リーゼント」は、なぜ名付けられたの?

日経新聞に「男の髪形、整髪剤の進化映す 〜 ポマードから泡状 より自然に」ってな記事があった。 「リーゼント、慎太郎カット、マッシュルームカット、ロン毛、ソフトモヒカン、おしゃれ7.3……」なんて書き出しなんだけど、そういえば「リーゼント」ってなぜ…

「再建」を「さいこん」と読むのは(たぶん)常識。

「恥ずかしながら」というべきなんだろうな。ぼくは「再建」を「さいこん」と読む(ことがある)のを知らなかった。 この字は「さいけん」と読むんじゃないのか?(写真は『新明解』)。

広辞苑が馬鹿にする(?)プテラノドン

ふと『広辞苑』の「プテラノドン」に目がとまった。 広辞苑が「プテラノドン」について述べて曰く「尾が著しく短い」。ほかに言ってやることはなかったのだろうか。 #辞書 #国語辞典 pic.twitter.com/ZcjC2u1dXI— maeda hiroaki (@torisan3500) November 27,…

広辞苑に見る「アフリカ」(初めて目にした「黒人アフリカ」)

『広辞苑』で「アフリカ」をみていた。 語釈の中に「黒人アフリカ」という語があり、耳慣れない言葉にちょっと驚いた。

「金字塔」とは「金」という文字の形に似た塔のこと!

とても恥ずかしい話なんだけれど「金字塔」の意味を知らなかった。下は『三省堂国語辞典』第七版。

「大阪夏の陣」の「陣」は比喩なんだと思っていた(恥ずかしい)…

大阪冬の陣とか夏の陣てのがある。それはまあ、だれでも知っている。国語辞典(日本国語大辞典)にも「大坂の陣」として立項されている。 おおさか の 陣(じん)徳川家康が豊臣氏を攻め滅ぼした戦い。慶長一九年(一六一四)、家康は全国の大名を召集し、一…

「たわしの日」だそうだが、「たわし」ってなんだ?

「たわしの日」なのだそうだ。 7月2日、たわしの日 pic.twitter.com/hOk2LV6mWp — 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) July 2, 2014 「株式会社亀の子束子西尾商店」が亀の子たわしの特許を取得した日なので、たわしの日であるとしているらしい。

癒やしとしての国語辞典 ― 「うねる」とは「うねうねとした状態になること」

辞書を眺めていて癒やされた気分になることも多い。 「うねる」とは「うねうねとした状態になること」 via 三省堂国語辞典 第四版 #国語辞典 #辞書 pic.twitter.com/QSJvrCmXJC— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 6月 19 『三省堂国語辞典』を頭から順に…

「盆栽」の源流には「盆山」とか「盆石」という(とても素敵な)ものがあったそうだ。

日経新聞の読書欄で『盆栽の誕生』という本が紹介されていた。評で使われていた「盆山」という言葉を聞いたことがない。 鉢植えで樹木を育てる「鉢木」、石に樹木を根付かせる「盆山」。鎌倉時代に発祥した2つの園芸文化が、江戸時代に「盆栽」として流行す…

「国賓」とはどういう客か

「国賓」を辞書で引くならば、どういう場合に、どういう待遇で招くことなのかを知りたいケースがほとんどなのじゃないか。『広辞苑』がうまくまとめてくれている。 こく‐ひん【国賓】 国家元首が接待する海外からの賓客。主に外国の国家元首や首相が来日する…

(今更ながら)「疎開」はそもそもどういう意味だ?

「学童疎開」なんて言葉は一般的だし、「強制疎開」で家を失ったなんて話を本で読むこともある。だけど「疎」に「開」く「疎開」ってもともとどういう意味なんだ? 『広辞苑』第六版にのる最初の定義は次のようなものだ。 そ‐かい【疏開・疎開】(1) とどこお…

「雑歌」(ぞうか)とは「ぞうのうた」のこと。

録画しておいた「100分で名著」を見ていた。好みによるんだろうけれど、わりと好きな番組。今回のテーマは「万葉集」。 『万葉集』 2014年4月 (100分 de 名著) 作者: 佐佐木幸綱 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2014/03/25 メディア: ムック この商品を含…

死語になりつつあるらしき「ロンパリ」(放送事故ビデオあり)

「ロンパリ」。良い言葉じゃないように思えるので、消えてしまって良いとは思う。『三省堂国語辞典』の第六版・第七版では消えてしまっているようだが、第四版には立項されていた。 ロンパリ【名】(← ロンドン・パリ[=一方の目でロンドンを、他方の目でパ…

名詞としての「if」。というか「接続詞」という言葉も「名詞」だな

『三省堂国語辞典』に「イフ」があるのを見つけた。 「イフ」。こんなもんを立項するのかと笑いそうになったけど、たしかに必要かもしれないな。他の辞書にはなかなか見当たらない。ちなみに名詞だ via 三省堂国語辞典 #国語辞典 #辞書 pic.twitter.com/i5hm…

「かぼちゃ」って「カンボジア」のことなんだって!

『現代国語例解辞典』の第四版をめくっていると、ふと「かぼちゃ」が目についた。 「かぼちゃ」って、「カンボジア」のことなのか! 知らなかった via 現代国語例解辞典 第四版 #辞書 #国語辞典 #食べ物 pic.twitter.com/ZdERqtjN8R— maeda hiroaki (@torisa…

いろんな辞書で「郵便」の変遷を見る

雪だしなあ。郵便も大変だよなあ。と、頭に浮かんだ「郵便」。別に面白おかしくはないんだけど、歴史の記録として。 みんなの郵便文化史―近代日本を育てた情報伝達システム 作者: 小林正義 出版社/メーカー: にじゅうに 発売日: 2002/03 メディア: 単行本 ク…

「知事」を引くと「現在は公選」とある意味は? 明治維新時代との比較かと思ったけどそんなわけはない。

「知事」など辞書で引くまでもなかろう。と、普通は思うけれど、なかろうところに面白いモノが隠れていたりもする。 ドキュメント副知事 猪瀬直樹の首都改造・一八〇〇日 作者: 西条泰 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/02/25 メディア: Kindle版 この…

昔の辞書になかった言葉といえば? ~ 「バブル」

昔の辞書が手元にあると、つい「昔はなかった言葉」など探してみたくなる。たとえば手元に79年の『岩波国語辞典』第三版と、2011年の『岩波国語辞典』第七版・新版がある。 岩波 国語辞典 第7版 新版 作者: 西尾実,岩淵悦太郎,水谷静夫 出版社/メーカー: 岩…

「インフルエンザ」とは、天体の影響により流行する伝染病のこと。

インフルエンザ。英語では一般的に「flu」などという。flewみたいに発音する。 What is the flu? - YouTube 辞書をみれば、「influenza」の短縮形だと書いてあるんだけれど、短縮して「flu」になるというのがどうも納得いかない。

「川遊び」というのは「舟遊び」のことだったと、昔を偲んでで見せる『明鏡』

ふと、『広辞苑』第六版の「川遊び」が目に止まった(ずいぶん季節外れな話だ)。 かわ‐あそび【川遊び】 川に舟を浮かべるなどして風情をたのしみ遊ぶこと。川逍遥(かわしょうよう)。 なるほど。確かに「川遊び」という語にはそこはかとない風情がある。季…

「お題目」ってなんだろうな、と思ったけれど辞書ごときではわからない話らしいよ。

「お題目」ってのがよくわからない。気になっているのは宗教的意味の方。いろんな辞書に「日蓮宗で唱える南無妙法蓮華経の7字」と出てくるけれど、なぜそれを「お題目」と呼ぶのか、あるいは「口先で唱えるだけで実質を伴わない主張」(『日本国語大辞典』2…

「おでん」は漢字で書けば「御田」

なぜこれまで気にしなかったのか不思議。「おでん」は漢字で「御田」と書くのだそうだ(Google日本語入力では変換できない)。 注:『新明解』や『岩波国語辞典』などには漢字表記はない。 セブン‐イレブンおでん部会 posted with amazlet at 13.12.09 朝日…

「金堂」が一般名詞であることも知らなかったけれど…

「金堂」というのは固有名詞なのだと思っていた。 1/150 木製日本建築模型 法隆寺 金堂 出版社/メーカー: ウッディージョー メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る

NHK10min.ボックスに影響されて面白言葉満載の『山月記』を読む:たとえば「虎榜」

NHKの10min.ボックス。現代文や古文などが意外に面白い。「古典」作品を10分に徹底的に縮めて、かつ解説もする。 一時期はやった「超訳」などを遥かにこえた「暴力」。おかげさまでその「暴力」を受けた視聴者としてはノックアウトされて、ダウンしつついろ…

「本領発揮」の「本領」は「本領安堵」の「本領」ではあるが…

一瞬悩んだ。「本領を発揮する」の「本領」は、たとえば鎌倉時代の「本領安堵」と同じ字で良いのかな。 日本の歴史 (7) 鎌倉幕府 (中公文庫) 作者: 石井進 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2004/11 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 50回 この商品…

「寝る」の尊敬語は「御寝る」。読み方は「およる」。

Kindle版の『古事記物語』(鈴木三重吉)を読んだ。内容は現代語に訳され、そして歌謡は意味だけを記し、オリジナルの歌は載せていない。 古事記物語作者: 鈴木三重吉発売日: 2012/10/01メディア: Kindle版 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 「歌な…