気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

科学

氷河期と氷期と現代

放送大学の授業を聞いていると、「今は氷河期なんですよ」という説明があってちょっと驚いた。 どこかに氷河のある時期を氷河期と言います。ですから今も、氷河期です。via 『自然科学はじめの一歩』第4回 地球の科学 #放送大学— maeda, h (@torisan3500) 20…

ホットジュピターは、ホットなジュピター

タイトル、思いつかなかったものですみません。今日知った言葉なんだけど、「ホットジュピター」なる言葉があるんだそうだ。 www.youtube.com

アルベドって知ってる?

「アルベド」。いかにもテクニカルタームっぽくて、知らなくてもOKっぽい言葉だよね。あるいはもしかすると「アルファベット」のロシア語発音かと思ったり^^。 「アルベド」とは「反射能」。太陽からの放射エネルギーをどのくらい反射するかの割合。"地球…

「地震」で揺れるのは「地面」なのか「地球」なのか。

25歳くらいまで、ずっと「地面」が揺れることを「地震」と呼ぶのだと思ってた。ところが、月にも地震があり、それを「月震」と呼ぶんだよな… 540ピース ジグソーパズル 3D球体パズル 月球儀 【光るパズル】 やのまん(Yanoman) Amazon

イオン化傾向(時と場合により変わる)

「イオン化傾向」。化学を学ぶ上で必須の知識なんだけど、国語辞典に載っているとは思わなかったな。でも、けっこういろんなものに載っているみたいだ。日本国語大辞典、大辞泉、広辞苑などには掲載されている。 イオンか‐けいこう[イオンクヮケイカウ] 【…

バニリン。

「バニリン」って言葉、今日覚えた。でもまさか、国語辞典に載っているとは思わなかったなあ。 実験では、気化させたバニリンをマウスに吸わせ55度程度に熱した板の上にのせた。バニリンを吸ったマウスは吸っていないマウスに比べ熱さで板から手(前足)を離…

辞書にない「光速」。

「光速」って言葉にはわくわくするよね。時速10億キロ超だぜ。君がぼくをみつめるのも、8分前に太陽で生まれた光のおかげだぜ。と、そんな(どんな?)光速だ。 こんなわくわくするものを、子供用国語辞典がどう定義しているのか探してみた。 だけど、「光速…

クレーターってなんだ?

ちなみに英語では「crater」。その意味は… cra・tern. 1 (火山の)火口,噴火口2 隕石(いんせき)孔:地球,月などの表面上に見られる流星体(meteoroid)の落下穴3 〔天文〕 (月面などの)クレーター. cf. WALLED PLAIN4 碗(わん)状間欠噴泉口.5 弾孔,弾痕(…

テレパシーはあるよ via 小学国語辞典

『広辞苑』を眺めていると、「念動」という言葉をみつけた。もちろん「サイコキネシス」(超能力の一種)の意味だ。この言葉、『日本国語辞典』にも載っているけれど、小型辞書にはあまり載っていないみたいだな。

「ハンダ付け」の「ハンダ」ってナンダ?

Twitterのライムラインに「ハンダ」に関する話題が流れてきた。小学校のときの「科学クラブ」で「ハンダ」を作ったことがあるけれど、ところで「ハンダ」ってナンダ? Beneges 【日本PSE認証】ダイヤル式 温度調節 はんだごて 5本交換コテ先付き 安全性 電子…

芽が出なくても「発芽」というんだよ。

「発芽」は「芽を発する」なんだけど、でも「芽」がでなくても「発芽」と呼ぶのだそうだ。 『新しい高校生物の教科書』(栃内新、左巻健男)に次のようにある(ちなみにこの本はとてもおもしろい)。 やがて、胚が種皮をやぶって出てくる。これが発芽だが、…

「呼吸」は「異化」の一種

毎度恥ずかしい話ばかりするけれど、「呼吸」が「異化」の一種だなんて全く知らなかった。 生物の行う同化と異化≫ 光合成は外部から取り込んだ物質を、自分のからだを構成する有機物に変換する過程(同化の一種)だが、呼吸はその逆で、有機物の分解によってエ…

「銀河」と「銀河系」の違いを知らなかったよ。

「銀河」と「銀河系」ってのは同じような意味なんだと思ってた。ぜんぜん違う意味らしい。 違いをわかりやすく理解するのに注目すべきは、「銀河」の項目にある「銀河系のような、多くの恒星・星雲などの集合体」という言葉(三省堂国語辞典)。

「バイオロギング」って和製英語なんだって!

「バイオロギング」ってのは和製英語なんだそうだよ! 日経新聞に書いてあった。 生物を意味する「バイオ」と、記録することを意味する「ロギング」を組み合わせた和製英語で、今では学術用語として海外でも定着している。 via #日経新聞 バイオロギング、行…

「レンズ」は「レンズ豆」に似ているから「レンズ」と名付けられた

知らなかった。 「レンズ」とは、「レンズ豆」に似ているから名付けられたのだそうだ。 pic.twitter.com/BZP0NNttJY— maeda hiroaki (@torisan3500) 2016, 1月 28 辞書にもあまり記されていないように思うな。

「毒薬」や「毒物」、「劇薬」や「劇物」など

『三省堂国語辞典』で「劇物」をみた。 げきぶつ【劇物】(毒物ほどではないが)毒性の強い物質。例、過酸化水素。 劇物とは「毒物ほどではない」のだ。これまでこのあたりの序列を意識したことはなかったな。どのようになっているのだろう? 図解でよくわか…

蒸発は「熱を加えられて」起こるのか?

『三省堂国語辞典』で「蒸発」を見てみた。曰く「熱を加えられて」気体となることだとのこと。 確かに、蒸発するためには熱運動エネルギーを持っている必要があるけれど、果たして「蒸発」を国語辞典で説明する場合に「熱を加えられて」と記す必要があるのか…

日本国語大辞典でみつけた理科的には「×」な「湯気」

小学生の理科、「沸騰しているやかんから出てる白いものは液体でしょうか、気体でしょうか」なんて問題が出てくる。「湯気」と「蒸気」を区別させたいわけだ。 たとえば『広辞苑』の「湯気」は次のようにある。 ゆげ【湯気】(1)湯・水・氷などの表面から立ち…

ちゃんと勉強した人にしかわからない「樹脂」ないし「合成樹脂」

最近、よく話題にのぼる「炭素繊維」は、炭素繊維に「合成樹脂」を混ぜたものなんだそうだ。 トコトンやさしい炭素繊維の本 (今日からモノ知りシリーズ) 作者: 平松徹 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社 発売日: 2012/07/19 メディア: 単行本 クリック: 2回 …