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気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「チシャ」ってのは「萵苣」だが、まあ「レタス」のことだ via 『広辞苑』

Android端末には「くらしのこよみ」がインストールされている。

各種クライアント用にアプリケーションが用意されていて、上に載せたようにTwitterアカウントもあり、そしてFacebookページもある。 

更新された内容を見ると、旬の食べ物のひとつとして「レタス」が紹介されていた。そこに「和名のチシャ」という記述があった。

聞いたことがあるような気がするな。レタスの和名は「チシャ」というのらしい。

レタスの絵本 (そだててあそぼう)

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「いうのらしい」というのは、「聞いたことがある気がする」けれど、全く覚えてないし、日頃から使わないから。

辞書を見てみよう。

まず、漢字は「萵苣」だ。こんな字も使ったことがない。『日本国語大辞典』を見る。

キク科の一年草または二年草。レタス、サラダ菜、カキチシャ、タチヂシャなどに大別される代表的な蔬菜。ヨーロッパ原産で、古くから栽培されている。全体に白粉を帯び、切ると白い乳液が出る。根生葉は楕円形で大きく、茎葉は茎を抱く。夏、枝先に舌状花だけからなる淡黄色の花が咲く。漢名、萵苣・千層菜。ちさ。学名はLactuca sativa 《季・春》 ▼ちしゃの花《季・夏》

「蔬菜」ってのは「野菜」のことらしい。しかし「大別される」ってのは何だろうな。

語誌欄には、「萵苣は奈良時代以前から栽培されていた」という記述に続いて、次のように記されている。

新たに渡来した野菜も、赤チシャ(ホウレンソウ)、唐チシャ(フダンソウ)、オランダチシャ(エンダイブ)のようにチシャの仲間として受け入れた命名がなされている。

「受け入れた命名」ってのがよくわかんない。あるいは植物学的な分類じゃなくて、「葉っぱの野菜」ってな感じなんだろうか。いや、でも「キク科」だと書いてあるしな。

広辞苑』第六版を引いてみる。

レタスのこと。外国原産の葉菜の一部をいうこともある。

あはは。「レタスのこと」。 いいね、これ。これにしよう。「チシャ」とは「レタスのこと」だ。食べ物関係にとくに知識の薄いぼくは、難しい話をされても理解できないんだ^^

更新:友人に指摘された。落語の「夏の医者」のサゲ、「夏の医者は腹へ障る」ってのは「医者」と「チシャ」をかけた地口落ちなんだそうだ。

夏の医者

夏の医者

単に「医者なんて食って大変なことになったぜ」ってな話なんだと思ってた。相当に恥ずかしい。

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