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気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「ジャガタラ芋」は「おやじギャグ」ではないのだ。

どうしてだろう。「ジャガタラ芋」という言い方は、何か「オヤジギャグ」のようなものだと思い込んでいた。

とんでもない話だ。たいていの辞書で「ジャガ芋」を引くと「ジャガタラ芋の略」というようなことが書いてある。

ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 (岩波新書)

ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 (岩波新書)

比較的コンパクトにまとめた『明鏡』を引いてみる。

根茎を食用とするために栽培されるナス科の多年草。夏、白または淡紫色の花をつける。にぎりこぶし大の根茎はでんぷんに富み、アルコールの原料にもする。南米アンデス山地原産。馬鈴薯(ばれいしょ)。▼ジャカルタから渡来した芋の意の「ジャガタラいも」の略

日本には1598年、オランダ船に乗ってジャカルタから伝わり、その当時はジャカルタのことを「ジャカトラ」と呼んでいたんだそうだ。

オヤジギャグどころか、由緒正しき呼び方だったんだな。でも響きはオヤジギャグ風だと思うんだ。

オヤジギャグ200連発

オヤジギャグ200連発

ところでジャガイモは、レンジでチンするだけで食べられる。多くの人にとって当たり前のこの事実を知ったのは8年ほど前のことだった。料理関連にはとにかく無知だし、子供の頃には電子レンジもなかったから無理はない(と主張しておく)。

おいしいね、電子レンジ (講談社のお料理BOOK)

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大分県杵築市に住んでいた昔。庭の菜園でジャガイモを育てたこともある(小学校3年生くらいの頃だ)。暖かい地域であることもあり、茎や葉が大きく育った。楽しみに掘り起こすと、芋が全く育ってなくてがっかりしたな。

Art Of The Bonsai Potato

Art Of The Bonsai Potato

ところでジャガイモの「実」なんて見たことがないような気がするな(食べる部分は「茎」)。『日本大百科全書』から引いておく。

果実は直径1、2センチメートルで、トマトに似た形で黄色に熟す。

たぶん見たことはないと思うんだよな。以下ツイートのリンク先に写真があります。