気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

ハイボールとはなんなのだと国語辞典に尋ねてみる。けど、よくわからなかった。

ウェールズが大好きで頻繁にでかけていた。とあるカフェでの老婆と店員の口争いがまだ忘れられないな。トーストをオーダーした老婆が「これは暖かいパンだ。トーストではない」と主張していたのだった。

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実際のところ、店がどのような「トースト」を供していたのかはわからない。でも英国から帰ってくるとトースタースタンドを欲しがる人が多い。そんな「トーストの国」での出来事だけに、強く印象に残った。

閑話休題。

ウィスキーを割って飲む習慣がなく、 またカクテルなどもあまり好んで飲んだ経験がない。そんなわけで、まったく知識を持たないのだけれど、「ハイボール」ってものがよくわからない。


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「さわやかさ」を楽しむものだそうで、酒に「さわやかさ」を求めないタイプだけにきっとあまり縁はない。ただ流行の飲み物なのに全く知らないのは少々恥ずかしい。

たとえば「ウィスキーのソーダ割り」とはどう違うのだ?

辞書に尋ねてみよう。いきなり権威を求めて『日本国語大辞典』でどうだ。

ウイスキーなどを炭酸水で割り、氷を浮かべた飲み物。本来、背の高いグラスに入れて飲むところからといわれている。

これが全文。少々簡単すぎてよくわからない。「ソーダ」と「炭酸水」はさすがに同じものだろうしな。

広辞苑』第六版ならどうだ。

ウィスキー・ジンなどをソーダ水などで割った飲料。多く氷を浮かべて飲む。本来、丈の高いグラスを用いるのでいう。

むむ。『日本国語大辞典』でも言っているが、「ウィスキーを割るとは限らない」し、「ソーダで割るとは限らない」というのが重要なところなのかな。

でもなんでも「など」と言われると、果たして「水割り」も「ハイボール」と呼んだりするのかなどと考えたりするじゃないか。

やはり百科事典系の方がわかりやすいのかと『日本大百科全書』を見る。

ウイスキー、シェリー、ジン、ベルモット、ラム酒などをソーダ水で割った飲み物。ソーダ水以外にジンジャーエールなどを使うこともある。ウイスキーのソーダ割りがもっとも有名である。多くの場合、比較的口の長いタンブラーに氷塊一片とウイスキーを入れ、冷やしたソーダ水を注ぎ、バースプーンで軽く混ぜるようにしてつくる。

なるほど。ソーダ水で割るとは限らないけれど、それでも炭酸は必須ということかもしれない。

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結局「ソーダ割り」は「ハイボール」と呼んで良いものなのかなあ。よくわからない。尚、語源説もいろいろあって、どうやら定かではないらしい。

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