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気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

『ニッポン絶滅種辞典』と「逢引き」と料理番組

Facebookのタイムラインに『ニッポン絶滅種辞典』が流れてきた。

ニッポン絶滅種辞典

ニッポン絶滅種辞典

Amazonの「なか見!検索」で少し中を覗いてみることができる。

ついでなので「あいびき」を見てみる。「相引」ないし「合引き」と「逢引」を別に立項している辞書もあるが(『大辞泉』第二版等)、『広辞苑』第六版では同じ項目に入っている。

広辞苑』を引く。

(1)敵味方が互いに弓を引くこと。
(2)敵味方がともにひき退くこと。
(3)(「逢引」「媾曳」と書く)互いに語りあってひそかに事をたくらむこと。特に男女の密会をいう。
(4)「相引の緒」の略。
(5)(歌舞伎で)㋐鬘(かつら)の左右につける紐。後頭部で結ぶ。 ㋑衣裳・小道具などに仕掛けた糸・細紐の称。 ㋒俳優が演技中に腰掛ける方形の箱。 ⑥袴の両脇の下部の前後を縫い合わせた所。ここをつまみあげ、股立ちを取る。

冒頭に引いた「逢引き」は もちろん三番目の語釈なんだけど、それにしても「デート」の古い言い方というわけではないのだな。

ちなみに『大辞泉』第二版では「逢引き」は男女の間で行われるものだとする立場だ(そう書いてある辞書が多い)。

相愛の男女が人目を避けて会うこと。密会。江戸後期から使われ始めた語。

「相愛の男女」がおしゃれかな。江戸時代後期からとのことだけど、当初は「一揆」の相談に「逢引き」(ひそかに事をたくらむ)してたりしたんだろうか。

ところで『ニッポン絶滅種辞典』。「綿入れ袢纏」なんかも出てくる。うちでは現役だな。少々幅広く用語を選択しているようだ。

ちなみにYOUの出ている「趣味Do楽」は結構レベルが高いと思う(そういえば「趣味Do楽」はいずれも面白い)。うちではテキストも購入して観ている。

わたしと野菜のおいしい関係 ―知って、作って、食べて (趣味Do楽)

わたしと野菜のおいしい関係 ―知って、作って、食べて (趣味Do楽)

テキストはKindle版もあるのか。カラー版を使っているのならいいかもしれないな。モノクロで料理本はきついように思う。

尚、『ニッポン絶滅種辞典』に出ている「赤チン」。確かにみないよな。

赤チンの町

赤チンの町