気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「銃」とか「砲」に見た「宮沢賢治」的世界

最初に見つけたのはWikipediaだ。

「かな」にすると相当に可愛い。「じゅうほうよりも小さい」。まるで宮沢賢治の世界だなあ。 

やまなし

やまなし

 

辞書もそんなに可愛ければ良いのになあと思いながら見てみた。天下の『日本国語大辞典』で勝負。

弾丸を発射する装置をもつ武器の小型のもの。「砲」に対して、口径の小さい火器をいう。ふつう口径一〇ミリメートル以下。軍用、狩猟用、護身用などの用途別の種類がある。小銃。拳銃。銃器。こづつ。

やった! 国語辞典も認めている。やはり「銃」を定義するのに「じゅうはほうよりもちいさい」は外せないのだ。

幸せだなあ。と、書きつつ思った。たぶん「じゅうはほうよりも小さい」って響きに喜んでしまうような人ってのは、ほとんどいないんだろうなあ。

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