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気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

岩波国語辞典、渾身の例文 ― 「へたなしゃれはやめなしゃれ」

『辞書の仕事』を読んだ。そこに次のようなことが書いてあった。

聞いたような気もするけれど忘れていた。早速『岩波国語辞典』第七版・新版で確認。

本当だった。手元にある第三版でも同様だったので、この語釈はずっと踏襲されているのだろう。

辞書の仕事 (岩波新書)

辞書の仕事 (岩波新書)

 

 著者の増井元氏は1945年生まれ。最近、世間でよく「辞書」を語る人に比べると年配の方。その分、初めのうちはやや「重い」感じもした。とくに「言葉と社会」風の部分についてはちょっと「時代」を感じるかも。でも具体的な「辞書の仕事」についての内容は、とても勉強になった。『岩波国語辞典』や『広辞苑』に携わっていたのだそうだ。 

岩波 国語辞典 第7版 新版

岩波 国語辞典 第7版 新版

 

岩波国語辞典』と言えば、しばしば『新明解』と読み比べてみたりもする。『辞書の仕事』の中にも『新明解』に関する記述がある。

そう。確かにそんな感じをうける。ただ、なぜ『新明解』がそうならざるを得なかったかは、『辞書になった男』を読むと、わかったような気になることができたりもする。

辞書になった男 ケンボー先生と山田先生