虻とか蜂とかどっちもいらないじゃんね。でも「いらない」と思うのなら、「誰にとって必要なのか」を考えるべきだったな。
虻も蜂もいらねえよと思ったら、実は主人公が人ならぬ「蜘蛛」であったという素晴らしいオチ(?) / “虻蜂取らず - 語源由来辞典” http://t.co/Ft8rAgXWeB
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 2月 22
「語源由来辞典」というサイトによれば、「虻蜂取らず」の主人公は「蜘蛛」なんだそうだ。なるほど、蜘蛛なら虻も蜂も必要だもんな。
ところで、なぜ「虻蜂」で「蝶蛾」とかじゃないのかと「虻蜂」で辞書を引いてみた。『日本国語辞典』だ。
あぶ‐はち 【虻蜂】
〔名〕
(1)虻と蜂。小さいが、攻撃力のあるものの代表としていう。
(2)向かって来る敵を卑しめののしっていう語。むしけら。
なるほど。どういうケースで使えば良いかいまひとつわからないけれど、まとめて使う言い方があるんだな。
そういえば、母は昔「蜂は刺すが虻はささない」と言っていた(この定義は間違っている)。そして母が捕まえた(母曰くの)「虻」をぼくがふんわり握ったこぶしの中に捕まえていると、あっさりと刺された。
なぜに「刺さないのなら捕まえておこう」と思ったのか知らないが、母もぼくも、刺さないのなら捕まえようと自然に思ったのだった。大分県杵築市に住んでいた頃の思い出だ。
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