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気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

マルスダレガイ科の「ハマグリ」の食い物はなんだ?

恥ずかしながら、貝が何を食ってんのかよく知らない。「なんだろうなあ」と思ったきっかけはこれだ。

「アサリなどの殻に孔を開けて肉を食う」のだそうだ。これをみて、いまさらながらに思ったのだが、「ふつー」の貝は何を食ってるんだ? そう考えて「あさり」を見てみた。

 

ホテイ あさり水煮化学調味料不使用 125g×12個

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辞書を見てみると「あさりは食える」との記述は多いものの、あさりが何を食ってるのかはよくわからない。Wikipediaを見てみた。

それによると「稚貝・成貝は…デトリタス…等を餌としている」そうだ。わからねえなあ。響きも難しそうで、特殊な辞書にしか載っていなさそうだ。と思いきや『広辞苑』にも載っている。

デトリタス【detritus】
(破片の意)
(1)〔生〕プランクトンなど生物体の破片・死骸が海底にたまったもの。
(2)〔地〕岩屑(がんせつ)。

ふーむ。まあ「岩屑」(Google日本語入力では一発変換だ!)が何なのかという疑問について、今日のところは勘弁しておいてやろうと思う。

ちなみに「マルスダレイガイ科」ってのがなんだかについてはパス。「あさり」だとか「はまぐり」を引くと書いてある(以下『広辞苑』より)。

あさり【浅蜊・蛤仔】
マルスダレガイ科の二枚貝。貝殻は卵形で殻長約5センチメートル。殻表は布目状で帯白色・青灰色など、斑紋にはさまざまな個体変異がある。肉は美味。日本各地の、淡水が流れこむ内湾の砂泥中にすみ、水産業上の重要種。

はま‐ぐり【蛤・文蛤・蚌】
(浜栗の意)
(1)マルスダレガイ科の二枚貝。殻長約8センチメートルに達する。日本各地の内湾の砂泥中に産するが、近年は絶滅状態にまで減少した。殻の表面は平滑で、色や模様は変化に富む。内面は白色。肉は食用。「はまぐり」の名で市場に出ているもののほとんどがシナハマグリ。
(2)紋所の名。蛤の形を描いたもので、一つ蛤・向い蛤・三つ蛤などがある。

天然はまぐり(殻付) 500g

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ちなみに『新明解』の「はまぐり」は有名だ。

はまぐり【蛤】
〔浜栗の意〕遠浅の海にすむ二枚貝の一種。食べる貝として、最も普通で、おいしい。殻はなめらか。(マルスダレイガイ科)(以下略)。

なぜ有名なのかといえば「食べる貝として普通」に対して、いろいろと反論もあるからだ(たぶん次の版で改訂が入るだろうと予想している)。

 ちなみにはまぐり、昔は囲碁の白石として「普通」の素材であったらしい。いまや蛤碁石は高級品。何百万とするものもある。

囲碁 日向特製蛤碁石 徳用 36号(厚さ10.1mm)

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