「ジョブカフェ北海道」というところの記事を見ていると、「刺し網」についての説明があった。曰く「魚が網に刺さったような状態になるためにこのように呼ばれています」。
魚が、「刺さる」?
写真は『三省堂国語辞典』より。
網目に魚が頭を突っ込んで「刺さる」わけだ。重複になるけれど、『広辞苑』もみておく。
さしあみ【刺網】
海中に垣のように張り、魚を網目に刺させ、またはからませて捕獲する帯状の網。(以下略)
なるほど、面白い仕組みがあったものだな。
ちなみに英語では「gill net」とかいうらしい。「gill」とは「鰓」のこと。逃げようとする魚の「鰓」がひっかかる網だから、そういう名前がついたのだそうだ。
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