ふと国語辞典で「ぶちころす」を見てみた(笑)。すると「殴って殺すこと」なんて語釈があった。「殺す」を単に強めていう言葉だと思っていたのでちょっとびっくり。
上の写真は『新明解』。この最初の語釈をみてびっくりしたんだけど、他の辞書で漢字表記をみてもう一度驚いた。
「ぶちころす」は「打ち殺す」と書くのだそうだ。なるほど、もともと「殴って殺す」ことだったのか。殴って殺すのはなかなか大変だけど、みんな頑張っていたのかな。
『三省堂国語辞典』も「(1)強くたたいて殺す。 (2)「殺す」をつよめた言い方」としている。
するってぇと「ぶちこむ」とか「ぶちこわす」とかも基本的には「殴る」ところから始まるんだろうか。
「打ち」(ぶち)は単なる接頭語で「殴る」という意味ではないよという説もありそう(いくつかの辞書にはそう書いてある)。でも「ぶちころす」の語釈には「たたいて殺す」と書いてあるわけだしな。これは単なる「接頭語」というわけでもなさそうだ。
「ぶっころす」様子は具体的に「打つ」もので、そこから「はげしく行う」という意味の「ぶっ」という接頭語が生まれたんだろうか。
いや、適当に言ってるだけなんだけど。
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