麒麟なんて高貴な動物について「オスメス」と呼んで良いのかはともかく。「麒麟」が、キリンの雄雌を言うのだと知らなかった。
上は『新明解』。
いわく「想像上の神秘な動物。『麒』はその雄、『麟』は雌で、聖人が世に出、王道が行われる時生まれ出ると伝えられる。生物を食わず、生草を踏まぬという」。
「麒麟」なる生き物のことは、もう40年も前から知っているけれど、「麒麟」がオスとメスを意味するのだとはまったく知らなかった。
『日本国語大辞典』にも以下のようにある。
き【麒】
きりん。おすのきりん。
「りん」もちゃんと載っている。
とりあえず麒麟にも雄雌があることがわかったよ。「きききりん」という名前が「おかしい」のかどうかはよくわからないけれど。
麒麟といえば『十二国記』? もうすぐ完結という噂をどこかできいたけど、もう完結した? ぼくが読んでいたのは2000年頃だったかな。
ところで「麒麟」ならぬ「キリン」は、歩く時に右前足と右後ろ足を同時に出すみたいだ。
キリンは歩くとき、右側の前足と後ろ足、そして左側の前足と後ろ足を同時に踏み出します。
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2017年2月15日
via 地球ドラマチック「キリン アフリカの不思議な巨人」
「麒麟」も「キリン」も知らないことだらけだな。
追記:『十二国記』の中に「麒」と「麟」の違いは出てきたような気がしてきた。