ふと、「ふたり」を国語辞典で引いてみた。
「ふたり」とは、「人の数がニであること」。 via 『チャレンジ小学国語辞典』 pic.twitter.com/aFXqiCYgT1
— maeda hiroaki (@torisan3500) November 25, 2018
なんだか、奥が深いんだかそんなことはないのか、よくわからない説明だ。
てか、「ふたり」が立項されていることに不思議を感じたりもするな。
他の辞書にもあるのかとみてみれば、ほぼすべての辞書が立項しているみたい。
『広辞苑』をみてみる。
ふたり【二人】
二個の人。両人。ににん。
いったいどれだけの人が「ふたり」を国語辞典で引くんだろうな。
『三省堂国語辞典』も、なんだか困った風でありながら定義している。
ふたり【二人】
(1)ひとりにひとりを加えたかずの人。両人。
(2)「二人」でひと組の人。「お―さん」
「ひとりにひとりを加えたかずの人」という定義をみて「えうれかっ!」なんていう人がいるんだろうか…。
どういう理由でみんなが「ふたり」を立項しているのかはよくわからないけれど、まあ『岩波国語辞典』はちょっとだけ面白かった。
ふたり【二人】
人の数が二であること。その人ら。限定しては、夫婦や恋人どうしである特定の対。「あつあつの―」。
「ふたり」の「限定用法」が、ある特定の意味をもつものなのか、それとも文脈から判断するものなのか、ぼくは微妙だと思う。しかし「定義できるならしてしまえ」が国語辞典の立場として正しいのかもしれないな。
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