「ざざ虫」はあまり辞書に載っていない…

「ざざ虫」って、いつの間にか自分のボキャブラリーに入ってきている。ただ、辞書をみてもあまり載っていないんだな。

手元の2・3冊を見たところ、載せているのは『日本国語大辞典』と『広辞苑』、（なんでも載せている）『大辞泉』あたりかなあ。『新明解』や『三省堂国語辞典』にはないみたい。

ざざ‐むし【─虫】
川の流水に住んでいるカワゲラ、カゲロウの幼虫。長野県伊那地方ではこれを佃煮（つくだに）にして賞味する。《季・冬》

他の辞書もだいたいこんな程度の説明ボリュームかな。語源などに触れている辞書は見つけられなかった。

「ざざむし」を引いてみたのは、日経新聞の記事を見たからだった。水が「ざーざー」流れているところにいる虫だから「ざざ虫」っていうんだそうだよ。

ざざ虫は、つくだ煮などにして食用にする幼虫の総称。水が「ざーざー」と流れる浅瀬に多く生息することが語源とされる。 via #日経新聞

「ざざ虫」食文化守れhttps://t.co/d7iAZwRuY0
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2019年3月4日

ほんとかなあ（笑）。「いかにも！」な語源だけにちょっと不安になったりもするね。

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