「大工調べ」等、落語にはよく大工の「棟梁」の話が出てくる。
【大工調べ】古典落語の演目のひとつ。上方では「大工裁き」と題した。 via 「デジタル大辞泉プラス」 / 知らなかったな。 #落語 #辞書 #国語辞典
— maeda hiroakiさん (@torisan3500) 2013年5月18日
ぼくが聞く限り、この「棟梁」は一般的に「とうりゅう」と発音される。これは慣れると耳に心地よく 、好きな落語言葉のひとつだ。
ところで。この「とうりゅう」という発音は、落語家がやや強調して伝える「江戸弁」なのだと思っていた。思い込みだったみたい。日本語大辞典には「とうりゅう」で立項されている。語釈は以下。
「とうりょう(棟梁)」に同じ。
ま、空項目なわけだ。但し出典は示されていて、たとえば「安愚楽鍋〔1871~72〕〈仮名垣魯文〉初「てうど棟梁(トウリウ)がきてゐて」などが記されている。
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ともかく。「とうりゅう」と聞こえている自分の、耳がおかしいわけじゃないことはわかった(^^)。