そういえば「最中」は「さいちゅう」「さなか」「もなか」と、いろいろな読み方がある。
創業嘉永元年 本家長門屋 「大納言小豆 長平最中 ちょうへいもなか」8個入り
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以前、ラジオ番組だったかな。「最中」の語源を問うクイズがあった。誰かが「何かをやっているサイチュウでも食べられるから」と答えていた。
サンドイッチかよ^^
- 作者: 小西英子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
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と、そう言いつつ、自分でも「最中」の語源がわからなかったのだった。
『明鏡』その他に曰く「形が『最中の月』に似ることから」。言われてみれば当たり前だ。ちなみに「最中の月」というのは満月のこと。
# 最近は小中学生に「十五夜」と言っても通じないことが多い
日本大百科全書の記述はほとんど知らないことばかり。
和菓子の一種。最中の皮を煎餅種(せんべいだね)というように、元来は干菓子であったが、1805年(文化2)に江戸・吉原(よしわら)の竹村伊勢大掾(いせだいじょう)の職人が、煎餅種の半端(はんぱ)ものに使い残しの餡(あん)を入れて売り出したのがあたり、最中は餡を入れるのが普通となって半生(なま)菓子になった。最中の考案された経緯から、これを雑菓子とみて引菓子に用いるのを嫌う向きもあるが、現在は優れた最中が多くつくられている。
干菓子だった頃の最中とはどういうもんだろう。
うちの近くだと「一元屋」という店がキンツバや最中で有名だ。 ぼくの感覚ではこの店はキンツバが出色なんだけど、最中の方がしばしば売り切れてしまっているようだ。
和菓子で楽しむ東京散歩―大福、もなか、どら焼き…なごみお菓子で江戸あるき
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