山に登ろうと思ってた(自転車)んだけど、夜半の雨。ふてくされた今日は読書の日。で、なぜだか2003年版の『現代用語の基礎知識』なんかを引っ張りだしてた。
- 作者: 「現代用語の基礎知識」編集部
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2012/11/15
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ちなみに「現代用語の基礎知識」はツイッターアカウントもある。
忘れられる権利【現代用語today】ネットの普及は、その人のネット履歴をすべて記録する。となると過去から逃れることができない。 right to be forgotten。忘れられる権利をめぐる議論 dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/hu…
— 現代用語の基礎知識2013さん (@gendai_yougo) 2013年5月20日
いろいろと発見はあるんだけど(ファッション用語の「ワンショルダー」とか。はやったなあ)、ちょっと気に入ったのが「トート・バッグ」。
「トート」とは運ぶ、携帯するの意味。原型はアメリカのアウトドアメーカー「L. L. Bean」社が、1940年代につくった氷運搬用バッグ。厚手キャンパス地に、取っ手の部分が縦の縞にデザインされているのが特徴だった。いまでは実用バッグとして通勤から旅行まで広く使われている。
L. L. Beanオリジナルだとは想像だにしたことがない。ってか、L.L. Beanってそんなに昔からあるのか。Wikipediaによると1912年創業なんだそうだ。
『広辞苑』第六版や『明鏡』には記述がないけれど(項目はある)、『大辞泉』第二版にはL.L. Beanへの言及がある。『現代用語の基礎知識』とかぶるけれど、全文を引いておこう。
《toteは、運ぶ、携帯する、の意》丈夫なキャンバス生地で作られ、下部が別色の生地で切り替えられた実用的な台形のバッグ。色とりどりの軽いナイロン地で作ったものもあり、実用バッグとして人気を呼んだ。元来は米国のL.L.Bean社が開発した氷運搬用のバッグ。
英語の辞書にもちゃんと記述があるのでアメリカでも使える単語みたいだ。OALDでは「(also ˈtote bag) [C] (NAmE) a large bag for carrying things with you」となっている。
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