Android端末には「くらしのこよみ」がインストールされている。
アプリ「くらしのこよみ」では、本日より二十四節気「小暑」の末候 第33候「鷹乃学習(たか すなわち わざを... http://t.co/BgFyEkWIi6
— くらしのこよみ (@kurashinokoyomi) July 17, 2013
各種クライアント用にアプリケーションが用意されていて、上に載せたようにTwitterアカウントもあり、そしてFacebookページもある。
更新された内容を見ると、旬の食べ物のひとつとして「レタス」が紹介されていた。そこに「和名のチシャ」という記述があった。
聞いたことがあるような気がするな。レタスの和名は「チシャ」というのらしい。
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「いうのらしい」というのは、「聞いたことがある気がする」けれど、全く覚えてないし、日頃から使わないから。
辞書を見てみよう。
まず、漢字は「萵苣」だ。こんな字も使ったことがない。『日本国語大辞典』を見る。
キク科の一年草または二年草。レタス、サラダ菜、カキチシャ、タチヂシャなどに大別される代表的な蔬菜。ヨーロッパ原産で、古くから栽培されている。全体に白粉を帯び、切ると白い乳液が出る。根生葉は楕円形で大きく、茎葉は茎を抱く。夏、枝先に舌状花だけからなる淡黄色の花が咲く。漢名、萵苣・千層菜。ちさ。学名はLactuca sativa 《季・春》 ▼ちしゃの花《季・夏》
「蔬菜」ってのは「野菜」のことらしい。しかし「大別される」ってのは何だろうな。
語誌欄には、「萵苣は奈良時代以前から栽培されていた」という記述に続いて、次のように記されている。
新たに渡来した野菜も、赤チシャ(ホウレンソウ)、唐チシャ(フダンソウ)、オランダチシャ(エンダイブ)のようにチシャの仲間として受け入れた命名がなされている。
「受け入れた命名」ってのがよくわかんない。あるいは植物学的な分類じゃなくて、「葉っぱの野菜」ってな感じなんだろうか。いや、でも「キク科」だと書いてあるしな。
『広辞苑』第六版を引いてみる。
レタスのこと。外国原産の葉菜の一部をいうこともある。
あはは。「レタスのこと」。 いいね、これ。これにしよう。「チシャ」とは「レタスのこと」だ。食べ物関係にとくに知識の薄いぼくは、難しい話をされても理解できないんだ^^
更新:友人に指摘された。落語の「夏の医者」のサゲ、「夏の医者は腹へ障る」ってのは「医者」と「チシャ」をかけた地口落ちなんだそうだ。
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単に「医者なんて食って大変なことになったぜ」ってな話なんだと思ってた。相当に恥ずかしい。
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