久しぶりに落語のCDやDVDを見ていたら止まらなくなった。おかげで昨日深夜は「落語ナイト」。志ん朝―枝雀―志ん生をいろいろと。
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
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志ん生の「弥次郎」にイノシシ(「いのしし」は気持ちよく「のたうつ」)が出てきて、そこからの繋がりで枝雀「池田の猪買い」。
池田に向かう道中で出てきた人のセリフ。「うちの家内に『けがついて』まんねん」。
この言葉は「一般的な」言葉とはされていないようで、作中では「へがついたんですか?」とか「どこの毛がついたんですか」などと突っ込まれる。
ところがこの言葉、実は国語辞典にも載っている「一般的な」言葉だった。まあそうは言っても、手元の辞書で立項しているのは『日本国語大辞典』のみ。
そのような気配になる。特に、お産をしそうな気配になる。産気づく。
作中でもその意味で使われている。
シルバニアファミリー 人形 わたウサギファミリー わたウサギの赤ちゃん
- 出版社/メーカー: エポック社
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しかし使えるかなあ。会社に電話して「ちょっと家内にけがつきまして」と言って休んだとしよう。出社したときにちゃんと「おめでとう」と言ってもらえるだろうか。「大変なことになったそうだね」なんて言われそうな気もするな。
- 作者: 三橋尚伸
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