手元の資料ではよくわからなかった。「立ち往生」というのは、仏教用語では「ありがたい」言葉なのかな。
- 作者: 中村元,田村芳朗,末木文美士,福永光司,今野達
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Wikipediaで「一向宗」をちょっと調べてみたのだ。結局よくわからなかったけれど、気になるフレーズ。があった。
鎌倉時代の僧侶・一向俊聖(暦仁2年(1239年)? - 弘安10年(1287年)?、以下「一向」と表記)を祖とする宗派。 一向は筑後国草野家の出身で、はじめは浄土宗鎮西派(西山派という異説もある)の僧侶であった。後に各地を遊行回国し、踊り念仏、天道念佛を修し、道場を設けた。近江国番場蓮華寺にて立ち往生して最期を迎えたという。
極楽浄土に生まれ変わる「往生」のとき、下賎な人々はこの世の中に未練を残したり、あるいは肉体のちょっとした苦痛に気を取られながら迎えてしまう。しかし立派な一向俊聖は、立ったまま、笑みを浮かべながら「立ち往生」した。
そんな意味なんだろうか。
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仏教というのは当然に興味の対象で、周期的に本なども買い集める。しかしながらいつも中途半端に終えてしまうのだった。
『日本国語大辞典』にもとくに詳しい説明はない。
(1)立ったままの姿勢で死ぬこと。
詳しい方がいらしたら教えてください。
ところで『新和英大辞典』をみると、英語では次のように言うのだと説明がある。
1 〔立ったままで死ぬこと〕 dying on one’s feet.
英語にも同じようなシチュエーションがあるのかと思ったが、これはどうやら違うようだ。立ったままで死んだ状態になるということで「疲れ果てた」とか「使い物にならない」という場合に使うことが多い様子。
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