梨にしようかと思ったんだけど、まな板を使いたくなかったので(梨は切ってから皮を剥きますか?)、路上販売で買った大福がお昼ごはん。
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辞書には語源はあまり見当たらないように思うんだけど、Wikipediaに次の記述があった。
腹持ちがよいことから腹太餅(はらぶともち)、大腹餅(だいふくもち)と呼ばれていたものが、吉字を使った大福餅に変化したという。 / “大福 - Wikipedia” http://t.co/vLAyfBN3wm
— maeda hiroaki (@torisan3500) September 2, 2013
辞書の定義はまともすぎてとくに引くまでもない感じ。『大辞泉』第二版から全文を引いてみよう。
あんを餅の皮で包んだ和菓子。
と、こんだけ。ふ~むと語源を追おうと思ったけど、よくわからないので中断。で、ふと思いついた。「大福帳」ってのはなぜ大福帳と言うんだろう。
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小辞典でありながら『明鏡』が頑張っているので、こちらから引く。
商店で、毎日の売買高を書き入れる元帳。
▼ 福運の到来を願って「大帳」に「福」を加えたもの。
ちなみに「大帳」は「台帳」と同じ意味。なんとなく縁起の良い文字を加えるってのはよくあることか。
ところで語源の話ではないのだけれど、『岩波国語辞典』第七版・新版も頑張ってるので引いておきたい。
商家で、売買の勘定を記す元帳。表紙に「大福帳」と書いた横長の帳面。(後略)
表紙に「大福帳」と記し、「横長」であることが必要条件であるそうだ。きっと税務署の査察に備えているんだな。
【追記】『広辞苑』第六版にも「表紙に大福帳と記した」とあります。
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