身体の丸まり具合など、モルモットとウサギの区別は難しい。要するに可愛らしいのだ。
モルモットとなかよくなるのうた 井の頭自然文化園 - YouTube
あちこちで見ることができるけれど、ぼくの場合は上野動物園に行くことが多い。さて、ところで「モルモット」。名前の由来はなんだ。
小型辞典ながら『明鏡』がわかりやすく教えてくれる。
モルモット[marmot オランダ]
〖名〗
(1)テンジクネズミの別称。多く医学・生物学の実験に用いられる。
▼一六世紀に南アメリカからヨーロッパへ移入されたとき、オランダ人が別種のマーモットと誤認したことからの名という。
(2)実験台として利用される人。
そう。モルモットの名前は「間違い」から生じたものらしい。
しかも英語では「guinea pig」と言うが、実はこれも「間違い」なのだとのこと。『日本大百科全書』を引く。
英名は、体形と鳴き声がブタを連想させることに由来し、「ギニアのブタ」という意味であるが、ギニアはガイアナの誤りと思われる。
もともとは「南アメリカのコロンビアからガイアナにかけて肉用家畜として飼育されていた」のだそうだ。あまり肉がとれるとも思わないんだがな。繁殖率の高さが魅了だっただろうか。
料理されたモルモットの写真はWikipediaに掲載されている。
[追記]2013年11月23日、井の頭自然文化園(動物園)のガイドツアーがあたりました。ガイドツアーではいかなかったけど、あとでモルモットと触れ合ってきましたよ。
モルモットふれあい中 #動物園 pic.twitter.com/2rQzobCkeg
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2013, 11月 23