気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「シッター」という日本語があることをいまさら知った(シャレに非ず)

シッターという日本語があるのは知らなかった。英語では「sitter」という。しかし、「世話する人」の意味で日本語になっているのは「ベビーシッター」のみかと思っていた。

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スペースの都合で強引に略しているのかと思えば、国語辞典にも立項されていた。下の写真は『三省堂国語辞典』第七版。

一応「略」とはなっているけれど、それでも 見出し語になっているのは事実。第六版には見当たらないようで、どうやら第七版で採用となったらしい。

それならば何かこの言葉を巡る動きでもあったのかと思えば、映画があったりしたんだな。また、ラノベ(?)界でも結構使われているらしい。

手元の辞書を一部みてみたところでは「シッター」を立項しているのは上の『三省堂国語辞典』第七版と『大辞泉』第二版。『大辞泉』の方は「ベビーシッター」や「シルバーシッター」の略だとある。不勉強で「シルバーシッター」という言い方も知らなかった。