ゴールデンウィーク開始の日ということで、頭は先に休憩モードになったのか。「ネジ」ってなんでネジというんだっけ、などと馬鹿なことを考えた。
ねじ【螺子・捻子・捩子・螺旋】 ネヂ
(ネヅ(上二)の連用形から)
(1) 物をしめつけるための螺旋(らせん)状の溝のあるもの。丸棒の表面に溝のあるものを雄(お)ねじ、これにはまるものを雌(め)ねじという。スクリュー。「—でとめる」
(2) ぜんまいを巻く装置。また、ぜんまい。
これは『広辞苑』。そう。「ネヅ」(ねじる)を名詞化しただけだ。そんなもの当たり前じゃないか。
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一般に「ネジ」で思い浮かべる、外側に溝のあるものを「雄ネジ」、ネジを入れるところで、すなわち内側に溝のあるものを「雌ネジ」と呼ぶ。「おねじ」といっても「過剰な丁寧語」というわけじゃあない。
ネジの頭の形にもいろいろ呼び名があるそうだ。Wikimediaから。
「丸」と「皿」の用語は使ったことがあるように思うけれど、あとはないなあ。Amazonでもちゃんと名称を区別してネジを売っている。きいたことのない「バインド頭」もちゃんとある。
やはり自分で使った記憶のない「低頭」も、堂々とした(?)一般用語だ。
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ところでネジは溝の形状でも種類が分かれている。
1本のねじにねじ山が一つあるものを一条ねじ、二つあるものを二条ねじ、三つあるものを三条ねじ、三つ以上あるものは多条ねじという。
これは『日本大百科全書』の記述。そんなもの、ちゃんと意識せずに人生を送ってきてしまった。「二条ネジ」なんて言われると「京都産ですか」とか恥ずかしいことを言ってしまいそうだ。
Wikipediaもすごく力が入っていて面白い。たぶん「ネジ」が趣味な人は多いに違いない。ネジを締める動作の物理的検討などもなされている。
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