まあ別にどちらの読みもあるってのが実際のところだ。
新版 かぶとむし―かぶとむしの一生 (こんちゅうの一生シリーズ) (福音館の科学シリーズ)
- 作者: 得田之久
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 単行本
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電子辞書なら「甲虫」の漢字をいれれば「カブトムシ」も「コウチュウ」も出てくる。試しに『広辞苑』をみる。
こう‐ちゅう【甲虫】
コウチュウ目の昆虫の総称。外皮・上翅は堅く、体を保護している。
これが「コウチュウ」の方。ずいぶんあっさりとしているけれど。それに比べて「カブトムシ」の方は説明も長い。
か"ぶと‐むし【兜虫・甲虫】
(角の形が兜の前立てに似るか"らいう)コガネムシ科の大形甲虫。体は黒褐色。脚は強大で脛節に歯状突起を有し、雄は頭上に先の割れた長い角状突起をもつ。幼虫は堆肥や枯葉を食い、成虫は夏に現れ、樹液を吸う。サイカチムシ。
ちなみに『日本国語大辞典』で「甲虫」をみると次のような記述も見つけることができる。
体形は円形、卵形、円筒形などで、大きさや体色は種類によって異なる。 via 『日本国語大辞典』の「甲虫」(抄) #辞書 #国語辞典
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2014, 8月 5
「カブトムシ」の場合、幼虫をどこかで見つけてくれば(大分の山の中にはたくさんいた)、比較的簡単に成虫になる。但し、蛹の時期に触ってしまうと、身体が捻くれてしまってとても悲しいことになる。
それはともかく「カブトムシ」。「兜」の前立てに似ているから呼ぶのか。「兜」の方が「カブトムシ」風なのかと思っていた。
そういえばどことなく「ハイカラ」なイメージのあるカブトムシ。日本にはいつ頃からいるのだろうなあと思えば「日本産の代表的な甲虫の一つである」という記述を見つけた(日本大百科全書)。見かけによらない(?)ものだな。
昔、カブトムシを探しに林に入ると、かなりの確率で一緒に蜜をすうスズメバチにも遭遇したものだった。「おまえ、ハチのくせにやるな」などと感じたものだった。
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