「銀河」と「銀河系」ってのは同じような意味なんだと思ってた。ぜんぜん違う意味らしい。
違いをわかりやすく理解するのに注目すべきは、「銀河」の項目にある「銀河系のような、多くの恒星・星雲などの集合体」という言葉(三省堂国語辞典)。
じつは「銀河系」といえば太陽系を含む銀河のことで、「銀河」といえば、太陽系を含まない、その他の銀河などを含めていうのだそうだ。
銀河系 ―― 宇宙に多数ある銀河galaxyの一つであるが、われわれの太陽が属する銀河ということで、他と区別して英語ではgalaxyのgを大文字で書き、theやourをその前につける。これに対応して、日本語では銀河ではなく「銀河系」とよぶ。
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2016年11月29日
via 『日本大百科全書』
「銀河」とは「galaxy」のことであり、「銀河系」といえば「Galaxy」になるんだ。
『ランダムハウス英和大辞典』でみてもちゃんと書いてある。
ぼくはこれまで(1)の「銀河系外の」という言葉の意味を理解せずに辞書を読んでいたということだな。
「系」という言葉のあるなしで、いろいろと意味の変わる言葉は他にも多くあるのかもしれない。ちょっと探してみたくなった。
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*1:通例 the G-