たとえば。「トリプル・アクセル」ってのは、3回転半だ。「トリプル」を飛びながら、「アクセル」を踏み込んで半回転加えるわけだ。
…と、考えていたが、全く違った。
「アクセル・ジャンプ」って、アクセル・パウルゼンって人が考案したからそうよぶのか! 知らなかった。 #オリンピック #フィギュアスケート via #広辞苑 第七版 pic.twitter.com/mzQZKPjxTX
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2018年2月16日
なんと、「アクセル・ジャンプ」の「アクセル」は、人の名前だったのだ!
おそらく、たいていの人は「当たり前じゃん」なんて言うんだろう。しかしぼくは知らなかったなあ。
正式には「アクセル・パウルゼン・ジャンプ」というらしい。
アクセル・パウルゼン・ジャンプ
(考案者のノルウェー人の名から)フィギュア・スケートでジャンプの一つ。前進中の足で踏み切り、ジャンプして空中で体を回転させる技の一つ。一回転半をアクセル、二回転半をダブル・アクセル、三回転半をトリプル・アクセルという。(広辞苑・第七版)
でも「ちょっと頑張って飛ぶ」という意味に解しても、話は通じると思うんだよな^^。
ちなみに「サルコウ」も「ルッツ」も人の名前なんだそうだ。しかし「トウ・ループ」は人名じゃないし、「フリップ」も違う。「アクセル」も人名だなんて思わなくても不思議じゃないんじゃないか。
「普通知ってるだろ」と言われそうではあるけれど、なかなか難しい世界だ。