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「アクセル・ジャンプ」の意味

たとえば。「トリプル・アクセル」ってのは、3回転半だ。「トリプル」を飛びながら、「アクセル」を踏み込んで半回転加えるわけだ。

…と、考えていたが、全く違った。

なんと、「アクセル・ジャンプ」の「アクセル」は、人の名前だったのだ!

おそらく、たいていの人は「当たり前じゃん」なんて言うんだろう。しかしぼくは知らなかったなあ。

正式には「アクセル・パウルゼン・ジャンプ」というらしい。

アクセル・パウルゼン・ジャンプ
(考案者のノルウェー人の名から)フィギュア・スケートでジャンプの一つ。前進中の足で踏み切り、ジャンプして空中で体を回転させる技の一つ。一回転半をアクセル、二回転半をダブル・アクセル、三回転半をトリプル・アクセルという。(広辞苑・第七版)

でも「ちょっと頑張って飛ぶ」という意味に解しても、話は通じると思うんだよな^^。

ちなみに「サルコウ」も「ルッツ」も人の名前なんだそうだ。しかし「トウ・ループ」は人名じゃないし、「フリップ」も違う。「アクセル」も人名だなんて思わなくても不思議じゃないんじゃないか。

「普通知ってるだろ」と言われそうではあるけれど、なかなか難しい世界だ。


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