三省堂の『新しい国語表記ハンドブック』を眺めていた。
そこで発見したのは「遠謀深慮」という言葉。ぼくは「深謀遠慮」なのだと思っていたので驚いてしまった。
「遠謀深慮」なる言葉を知らなかった。「深謀遠慮」という言葉しかないと思っていた。 pic.twitter.com/R8niZiEYPM
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2018年4月22日
もちろん辞書をみる。『日本国語大辞典』ではこんな感じ。
しんぼう‐えんりょ 【深謀遠慮】
深いはかりごと。はるか先のことまで深く考えて計画を立てること。
ただし、「やはり深謀遠慮が正しいのだ!」ということではなく、「遠謀深慮」もある。
えんぼう‐しんりょ[ヱンボウ‥] 【遠謀深慮】
遠い先のことまで深く考えること。深慮遠謀。
どうやらどちらもふつうに使うのかな。片方の言い方しか知らなかったぼくが不勉強だったのだろう。
「深謀遠慮」と「遠謀深慮」。このどちらも普通の言い方だ。つまり「深謀」という言葉と「遠謀」という言葉があり、また「遠慮」という言葉と「深慮」という言葉があるわけだ。ひとつぶで二度おいしい。ちょっと得した気分ではある。
ところで。
たぶん「アーモンドグリコ」のキャッチフレーズから覚えた「1粒で2度おいしい」。このフレーズは今でもよく使うけれど、ぼくは「アーモンドグリコ」を食べたことがないように思う。https://t.co/UKKHj5NTfS
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2018年4月22日
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