辞書をめくっていると、「国賊」なんて言葉が目についた。たいていの辞書が同じような語釈をしている。
『三省堂国語辞典』から引いておこう。
これがまあ、一番ニュートラルな表現なのかな。
『日本国語大辞典』も同じような内容だろう。
こく‐ぞく 【国賊】
(1)国を乱し、世に害を与える者。国家に仇する者。国敵。非国民。
(2)人を罵っていう語。
手元の辞書をいくつか見ていて、「おや?」と思ったのは『新明解』と『明鏡』だ。『新明解』はどうやらリベラル?
「為政者の側から見て」ということで、「国賊」が相対的なものであることを示す。また、「とらえられる人」と明記することで、「国賊」がある種のレッテルであることを示している。
逆にやや体制よりのニュアンスをもつのが『明鏡』だ。
こくぞく【国賊】
国民でありながら国家に害を与える者。
「国民でありながら」という表現がなかなかすごいね。また、「為政者に」とか、「体制に」といわず「国家に害を与える」という表現も刺激的。
『新明解』的な表現手法は活字でよくみる。『明鏡』の刺激的な書き方を面白く感じたな。『明鏡』って全般的にこういうスタンスなんだったっけ?
面白い項目をご存知の方は教えてくださいm(..)m。
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