大量のがらくたに囲まれて生きている。ポケコンとかFM Towns(初代)とかリナザウ、名前も忘れたAppleのノートブックとか…。Doccimoもあるよ。
部屋の片隅から出てきた「ドッチーモ」 pic.twitter.com/u9u0gIXa22
— maeda hiroaki (@torisan3500) October 8, 2017
ま、そういうものは一般に「がらくた」と呼ばれるけど、「がらくた」ってなんだっけ?
『日本国語大辞典』をみる。
がら‐くた 【瓦(グヮ)落多・我楽多】
(「がら」は物が触れあう音、「くた」は「くち(朽)」のなまりとも、「あくた(芥)」の略ともいう。「瓦落多」「我楽多」はあて字)
(1)価値や用途のない雑多な品物。半端物。がらくたもの。がらくた道具。がらくたるい。
(2)(人をののしっていう)つまらない人間。価値のない人。やくざもの。
おおっ。「がらくた」の「がら」は物(がらくた)が触れ合う音なんだそうだ。『日本国語大辞典』に載る初出は1724年だけど、その頃から「がらっとなるいらないもの」=「がらくた」なんて(だ)じゃれがあったんだな。
ちょっと楽しみに『新明解』はどう説明しているんだろう?!と調べてみたけど、こちらはクールに現代的意義のみ載せていた。
曰く「使い道のなくなった雑多な道具(品物)」。へ〜。『新明解』って、こういうクールな(?)表現もできるんだね。ちょっと『新明解』を見直したよ(^^)。
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