話題になっているらしい、『地図帳の深読み』という本を読んでいる。のっけから(「のっけから」という言葉もあまり聞かなくなったな…)「知らねえよ、それ」な用語に出会った。
その語とは「等高段彩」だ。
学校で用いられる地図帳には、戦前から伝統的に等高段彩(高度段彩)が用いられてきた。
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2019年12月9日
via 『地図帳の深読み』(今尾恵介) https://t.co/PNTr2CIJiZ
こんな言葉、聞いたことあります^^? 手元に地図帳をおいて、たまに眺めるぼくだけど、知らなかったなあ…。
どうせ辞書にもないテクニカルタームだろうと思ったら、『日本国語大辞典』にはちゃんと載っていた。
だんさい‐しき 【段彩式】
地図における地形・起伏のだんさい‐しき 【段彩式】
地図における地形・起伏の表現法の一つ。等高線を基準として高度によって色を塗り分ける方法。表現法の一つ。等高線を基準として高度によって色を塗り分ける方法。
普通知らないよねえ?
現象として、地図帳が塗り分けられているのは知っていたし、それが高度によるものだとも知っている。でもそれを示す言葉があることを知らなかったな。
世の中、まだまだおもしろいね(^^)。