気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

「等高段彩」って言葉はメジャーなの?

話題になっているらしい、『地図帳の深読み』という本を読んでいる。のっけから(「のっけから」という言葉もあまり聞かなくなったな…)「知らねえよ、それ」な用語に出会った。

その語とは「等高段彩」だ。

こんな言葉、聞いたことあります^^? 手元に地図帳をおいて、たまに眺めるぼくだけど、知らなかったなあ…。

どうせ辞書にもないテクニカルタームだろうと思ったら、『日本国語大辞典』にはちゃんと載っていた。

だんさい‐しき 【段彩式】
地図における地形・起伏のだんさい‐しき 【段彩式】
地図における地形・起伏の表現法の一つ。等高線を基準として高度によって色を塗り分ける方法。表現法の一つ。等高線を基準として高度によって色を塗り分ける方法。

普通知らないよねえ?

現象として、地図帳が塗り分けられているのは知っていたし、それが高度によるものだとも知っている。でもそれを示す言葉があることを知らなかったな。

世の中、まだまだおもしろいね(^^)。


日本地図 制作過程

地図帳の深読み

地図帳の深読み