ぼくはこれまでずっと、「竹槍」ってのは「竹で作った槍」だと思っていた。しかしどうやら、「竹槍」は「槍」じゃないらしいんだよね。
最初に「え、そうなの?」と思ったのは『岩波国語辞典』
たけやり【竹槍】
竹の先をとがらせて、槍の代わりにしたもの。
ふむむ。竹で作ってしまえば、もはや「槍」と名乗ることはできないらしいよ。あくまでも「槍」の「代わり」であるそうだ。
これはたとえば『日本国語大辞典』でも同じだ。
たけ‐やり 【竹槍】
竹の幹の端を斜めに切ってとがらせ、槍の代用としたもの。先端に油をぬり、火にあぶって用いる。
こちらではさらに条件が厳しくなる。先端に油を塗って火にあぶってないといけないらしい^^。
竹槍は「槍」ではない、ということを学んだよ。みんなはこんなこと、常識?