5月8日の日経新聞には、かなり詳細な「ランドセル」に関する記事が載っていた。
「途上必ス背囊ヲ負フヘシ」。上流階級の学校だった学習院で1885年、ランドセル通学がルールになった。「背囊」とは主に軍用だったリュックのことで、オランダ語で「ランセル」。これがランドセルの発祥というのが定説だ。 via #日経新聞
— maeda, h (@torisan3500) 2022年5月7日
ランドセル、昭和20年代に花開くhttps://t.co/faAUTtcy6p
日本国語大辞典の「ランドセル」もひいておく。オランダ語に由来するってのは、わりと有名な話。
ランドセル
({オランダ}ransel から)《ランドセイル》
(1)軍人が物品を入れて背負う方形のかばん。背嚢(はいのう)。ランド。
(2)小学生が学用品を入れて背負う、皮などで方形につくったかばん。
ぼくも子供の頃、背負ったことがある。でもあれ、身体が大きくなると「異様」な(個人的感想です)風体になるんだよね。あと、蓋をきちんと閉めずに大きく反り返ったり、深くお辞儀すると中のものがバラバラと外に溢れ出す(笑)。
ちなみに今はずいぶんと高額なものらしいね。
この10年ほどは祖父母が高額ランドセルを贈る「ラン活」が過熱。ランドセル工業会によると売れ筋の価格帯は6万5000円以上。オーダーメードや10万円を超える「工房系」も人気がある。 via 日経電子版
— maeda, h (@torisan3500) 2022年5月8日
ランドセル、昭和20年代に花開く 富裕層が「ラン活」 :日本経済新聞https://t.co/faAUTttB8p
売れ筋が6万5000円以上。
でもランドセルって、初めのうちは「とても嬉しい」アイテムだけど、そのうちになんとなく「嫌なもの」になったりするんだよなあ…
# ちなみに、知人女性に「今じゃ6万円から10万円くらいなんだってね!」というと「あ、思ったより安いね」とか言われた^^。
ぼくがランドセルを使ったのは3、4年かな。通った3つの小学校には、幸い(?)ランドセル必須の校則はなかったので、「ちょっと格好悪いな」と感じたらすぐにランドセルをやめた。
約6割にとどまっていたランドセル普及率を90%超に押し上げたのが繊維メーカー、クラレの人工皮革「クラリーノ」だった。 via 日経電子版
— maeda, h (@torisan3500) 2022年5月8日
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ちなみに「クラリーノ」は、株式会社クラレが生み出した人工皮革(クラリーノ|kuraray)。1965年に開発されたんだそうだ。ぼくのランドセルをどうするか(皮にするかクラリーノにするか)で両親が相談していた記憶がある。結局どっちにしたかは忘れたけど^^。
新学期頃に話題になる、匿名のランドセル寄付の話。「ランドセルかよ〜」なんて思ってたけど、金はないけど買わなくちゃいけない人にとっては、ちょっと嬉しいプレゼントなんですね。