『三省堂国語辞典』と『新明解』の、両三省堂系国語辞典(双方ともに七版の話)は、「麦芽」のことを「もやし」と定義している。これはちょっといいね!
『新明解』をひく。
麦芽
ムギの芽を出させて、干したもの。もやし。〔ビール・水飴の原料〕
この「もやし」に納得する人はどれくらいいるかな。ちなみに以前、「もやし」の記事を本ブログで公開している。
「もやし」と言われると、ぼくらは(少なくともぼくは)大豆から作った「もやし」を思い浮かべてしまう。
でも本来は「もやし」とは「発芽させたもの」という意味なんだよね。だからムギの芽を出させれば、それも「もやし」。すなわち「麦芽」は「もやし」だ。
以前のぼくのように、「もやし」=「大豆」と思ってる野郎の目を覚まさせるのに、とても良い語釈だよね > 「麦芽」=「もやし」。
ってな意図が見える(笑)。ちょっと素敵だと思うな。