気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

死んだ猫でも弾む。

気になったのは「dead cat bounce」という英語の表現なので、こちらのブログに載せるのはちょっと違うのかも。まあ「言葉ネタ」ということで。

出会ったのは日経新聞に掲載されていた記事だった。

「ひでえ言葉だなあ」と思ったんだけど、結構、辞書に載っているね。たとえばランダムハウス英和大辞典。

déad-càt bóunce
*1 〔証券〕 (大幅下落の後の)一時的な株価の回復.

まあ、この辞書に載っているのは当たり前か。でもOALDにも載っているんだよね。

dead cat ˈbounce
BrE /ˌded kæt ˈbaʊns/♪ ; NAmE /ˌded kæt ˈbaʊns/♪
a temporary and small upward movement in share prices after a large fall, often before they start to fall again

なんで猫にしたんだろうね。dead man bounceでも良さそうじゃない? 猫が「弾むもの」代表であるような感じもしないし。

ちょっと不思議な(かつ気持ち悪い)言葉に感じるな。


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*1: