タイムマシン、欲しい! ぼくは、廃仏毀釈の時代に飛び、仏教作品を買い漁るのが夢だ(笑)。知人は、墾田永年私財法の時代に飛んで、田んぼを耕すと言ったけど、土地問題は鎌倉時代に何をされるかわからないからね。仏教作品の方が、良い投資対象だと思う。
と、そんなアホな話はともかく。
タイムマシンという言葉。一般名詞の組み合わせで、ずっと昔から存在している言葉なんだと思ってた。実は、ウェルズの『タイムマシン』が初出なんだって。ちょっと驚きじゃない?
タイム‐マシン
({英}time machine H=G=ウェルズ作の同名の小説から)現在から、直ちに過去・未来へと時間旅行を可能にするという空想上の機械。航時機。
すなわちウェルズは「タイムマシン」という概念が存在しない時代に『タイムマシン』を書いたんだね。それはけっこうすごいじゃん!
ランダムハウス英和大辞典にも、ウェルズの作品により「time machine」が生れたのだと表記されている。
tíme machìne
タイムマシン:過去・未来に旅することのできる想像上の機械.
H.G.Wells の科学小説 The Time Machine(1895)から.
「タイムマシン」を発明したウェルズはすごい! 続けて「じゃあ、タイムトラベラーを発見したのはだれなんだろう!?」なんてことが気になったりする。
ただこちら、手持ちの辞書ではよくわからなかった。なので、あまり深く追求せずに探索を終了することにしたい。
でもあれだね。『家族八景』や『七瀬ふたたび』は間違いない名作だよね!