放送大学『文学批評への招待』第12回「フェミニズム批評(2)」を聴いていると、「ヒステリーの語源は『子宮』のこと」という話がでてきた。
知らなかったよ!
昨日電車で聴いた放送大学講座は『文学批評への招待』第12回「フェミニズム批評(2)」。
— maeda, h (@torisan3500) 2022年10月19日
講義の中に出てきた言葉は「ヒステリーの語源は『子宮』」。知らなかったなあ…。恥ずかしい。 #放送大学https://t.co/4cp9BsVkaM
もちろん辞書を引いてみた。残念ながら日本国語大辞典や大辞泉にそのような語源説は載っていなかった。
でもニッポニカに載っていたよ。冒頭部分を引いておく。
語源は子宮を意味するギリシア語で、ヒポクラテスの時代に端を発し、当時は子宮の病という意味をもっていた。近代医学的領域の一つの概念として初めて提唱したのは、フランスの神経病学者ブリッケPaul Briquet(1796―1881)で、ブリッケ病ともよばれた。ブリッケの記載した特徴は、(1)女性に多くみられること、(2)発病は多くは20歳、ほとんどが30歳以前であること、(3)経過が一定で予測もできること、(4)いろいろな痛み、不安、胃腸症状を訴えること、(5)しばしば入院し、また手術をたびたび受けること、などであった。
ヒステリーを「女性の病」とみる見方がある(誤解であるそうだ)のは知ってた。でも語源が「子宮」だとは知らなかったなあ…。
ちなみに放送大学講座、今回のテーマは「ガイノクリティシズム」。悲しいことにこの言葉もよく知らない。今回の講義はぼくにとってむちゃ難しかったよ。
放送大学。大学に入った頃のような興奮を味あわせてくれる。入学して(2022年10月から学生。以前にも科目学生だった経験はあるし、日頃からradiko経由で放送大学を聴講してはいた)、むちゃハッピー(but busy)な毎日だよ。