岩波国語辞典の第八版を見て、ちょっと気になった。この辞書「ねんじゅうぎょうじ」の立項がないのだ。
立項されているのは「ねんちゅうぎょうじ」のみ。語釈の中に「ねんじゅうぎょうじ」と記されているものの、項目としては立てられていない。
日本国語大辞典も「ねんちゅうぎょうじ」をメインとするものの、一応「ねんじゅうぎょうじ」も立てている(ねんちゅうぎょうじへの空項目)。大辞泉や三省堂国語辞典も同様だ。
岩波が「ねんじゅうぎょうじ」を立項しないのはなぜだろうなあ。ちなみに、同じ岩波の広辞苑。こちらでは「ねんちゅうぎょうじ」の方が「ねんじゅうぎょうじ」への空項目になっていたりする(笑)。
どういう判断があるのか。基準は何なのか。何を正しいとみるべきなのか。なんもわかんないけど、興味深くはあるね(^^)。