気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2021-01-01から1年間の記事一覧

8百万=80万=8万

「0」って、「ない」ってことなんで、「80000円」と「8円」は同じこと。そんな馬鹿な話はないんだけど、「それでもいいよ」ってのが日本語らしい(?)。 「八百万」(やおよろず)は知ってたけどさあ。「八十万」(やそよろず)とか、「八万」(やよろず)…

「揺すぶる」

「揺すぶる」は、正しい日本語だろうか? それとも「揺さぶる」の誤用(ないし訛)だろうか? どうやら「揺すぶる」は正しい日本語らしい。 ごんぎつね (岩波少年文庫) 作者:新美 南吉 岩波書店 Amazon

「門地」

「門地」という言葉は、たぶん「日本国憲法」で覚えたんだろう。 第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 「門地」の意味は「いえがら」。

「オブラートに包む」

ふと思ったんだけど、「オブラートに包む」という表現はまだ生きているんだろうか? ぼくの中学生時代までは「一般的」な言葉だったように記憶する。ただ、高校・大学・社会人時代、この言葉をあまり聞いた記憶がないように感じる。 国光オブラート 袋型 100…

「地震」で揺れるのは「地面」なのか「地球」なのか。

25歳くらいまで、ずっと「地面」が揺れることを「地震」と呼ぶのだと思ってた。ところが、月にも地震があり、それを「月震」と呼ぶんだよな… 540ピース ジグソーパズル 3D球体パズル 月球儀 【光るパズル】 やのまん(Yanoman) Amazon

「万策」は尽きないこともあるのかな?

「万策尽きる」というような言葉がある。「もうどうしようもない」なんて意味だ。 ばんさく 【万策】 できる限りのてだて。あらゆる方策。(日本国語大辞典)

歴史用語としての「喧嘩両成敗」

「喧嘩両成敗」ってのは、古くても近代に生まれた「教育用語」だと思っていたよ。間違ってた。「喧嘩両成敗法」という歴史的な法律に基づく言葉らしいよ。 喧嘩両成敗(1)中世、近世において、喧嘩をした者は、理非を問わ ず、両方とも同じように処罰すること…

「すかすか」

ぼくは人生で数え切れないくらい「すかすか」という言葉を使ってきた。「なんだよ、首位攻防戦なのにすかすかじゃん」みたいな感じ。つまり「中身が詰まっていない」という意味で「すかすか」を用いてきた。 基本的に「すかすか」は、そのような意味一択かと…

ほうれん草は、「ネパールの草」

日経新聞にポパイの話が載っていた。ほうれん草を食べると超人化する男の話だ。 中国語でペルシャを意味する「菠薐」が「ボーレン」のような発音で、それが転じて「ホウレンソウ」となった。つまり、「ペルシャの草」という意味である。 via 日経電子版ポパ…