「半専門職」
情けない話かもしれないけれど、この「半専門職」という言葉をきいたことがなかったな。
専門職と言っても、日本の女性の三大専門職は、保育士・教師・看護師という半専門職である。
— maeda, h (@torisan3500) 2024年2月6日
via 『近代家族の成立と終焉』(上野千鶴子)https://t.co/K1DITN03qm
ぼくの手持ち辞書には「半専門職」はないように思う。
ちなみに「専門職」は日国にもある。
せんもん‐しょく 【専門職】
〔名〕
専門的な知識、技術をもって企業業務に従事する職種。
あるいはニッポニカには次のようにある。
一般的には医師や弁護士といった国家資格を必要とする専門的職業をさす
(このあと「一般的」ではない「専門職」定義についての説明が続き、興味深いが略)。
で、「専門職ほど専門性を必要としないが、それなりに知識と経験を必要とする職業」を「半専門職」と呼ぶらしい。「教師・看護師」が「半専門職」というのは、なかなか刺激的な言い方ではあるよね。
Google Bardによれば「半専門職とは、専門職と非専門職の中間に位置する職業です。専門職ほど高度な知識や技術を持ちませんが、一定の専門教育を受け、特定の領域において専門的な役割を担います」とのこと。例としては「看護師、教員、介護士、社会福祉士、司書、警察官」などが挙げられている。
なかなか適切な分類であるように思える。この「半専門職」を「専門職」化するところに、何らかのビジネスチャンスなんかがあったりするんだろうか。ちょっと考えてみたいところではある。