気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「イヒョウヲツク」を漢字で書ける?

普通の人は書ける。ただ、一瞬「イヒョウヲツク」の漢字が思い浮かばなかった(老化によるのかもしれない)。 ここでいう「イヒョウ」とは、次のような意味だ(『広辞苑』)。 いひょう考慮に入れていないこと。思いの外。意外。 さて、そんな意味はぼくだっ…

デンプン(澱粉)ってのは「沈澱」する「粉」

「デンプン」を、あまり漢字でイメージしたことがない。だから「澱粉とは沈殿する粉だ」なんて話も記憶にない。 小麦粉を塩水で練ってから水の中で揉むと、底に粉が沈澱します。これがデンプン。沈澱する粉だから澱粉っていうのね。via 『料理生物学』(小倉…

「オムレツ」と「玉子焼き」の違いは?

「卵焼き」と「オムレツ」の違いが気になったが、『岩波国語辞典』としては「どっちでもいい」が正解らしい?!

「生」(なま)とは「調理前の動物」のこと?

「生」を辞書的に定義すれば、「とってきた動物・植物を、煮たり焼いたりする前の様子」。

髪型の「リーゼント」は、なぜ名付けられたの?

日経新聞に「男の髪形、整髪剤の進化映す 〜 ポマードから泡状 より自然に」ってな記事があった。 「リーゼント、慎太郎カット、マッシュルームカット、ロン毛、ソフトモヒカン、おしゃれ7.3……」なんて書き出しなんだけど、そういえば「リーゼント」ってなぜ…

「乱切り」は「包丁の角度」を変えつつ「一定の大きさ」に切ること。

最近料理を始めた(米のとぎかたなども最近覚えたよ!)けれど、まだいまのところはわからない言葉だらけ。そんな言葉も国語辞典で引いてみる。 たとえば「にんじん」なんかに使う「乱切り」。 まるごとにんじん (絵図解やさい応援団) 作者: 八田尚子,大竹道…

直角の倍を「平角」っていうのを知ってた?

ぼくは知らなかった。知ったのは今日。『新明解』で「直角」を引いたときのことだ。 ちょっかく【直角】(1)水平面と鉛直な方角との間の角度である(をなす)様子だ。(2)〔幾何学で〕平角の半分の大きさ(の角)。90度に等しい。 (1)と(2)の違いもちょっとよ…