本を読んでいて思い出したんだけど、たしかに一時「ニヒルな男」という言葉が流行ったことがある。
ああ、確かに(笑)
— maeda, h (@torisan3500) 2024年2月2日
> そもそもニヒリズムとはどのような意味だろうか。ひと昔前は「ニヒルな男」などと言って、ちょっとした流行語にもなっていた。
via 『ポスト・ヒューマニズム』(岡本裕一朗)https://t.co/0PPOFoyMuo
「一部の人の間で流行った」とかではなく、「すごく流行った」。子供だったぼくの印象に残っているくらいに流行った言葉だった。
誰が流行らせたのだか記憶に残っていないのがちょっと悔しいな。
ちなみにニヒルとは。
日本国語大辞典では「ニヒリスティック」への空項目となっている。「ニヒリスティック」は次の通り。
ニヒリスティック
〔形動〕
({英}nihilistic )《ニヒリスチック》
世の中のあらゆることに対して価値を認めず、信ずるものを何も持たないさま。虚無的なさま。ニヒル。
最初に挙げた本でも言っているな。
ニヒリズムとは何を意味するのか? ──至高の諸価値がその価値を剝奪されるということ。目標が欠けている。「何のために?」への答えが欠けている。(『権力への意志』)
— maeda, h (@torisan3500) 2024年2月2日
via 『ポスト・ヒューマニズム』(岡本裕一朗)https://t.co/0PPOFoyMuo
これでまあ、神が死ぬわけだ。そこから逆に「神がいる、と考えればいろいろ楽だ」という思想も出てくるわけだけれど、それはまあ別の話。
最近、めっきり聞かなくなった「ニヒル」。はやったのはいつの時代で、何がきっかけだったかなあ。思い出せないのがちょっと悔しい。