気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

苦肉の策の「苦肉」ってなに?

「苦肉の策」とは、「深謀遠慮」から「捨身」に、いつしか意味が変遷した語なのかもしれない。

「らほつニット」とか言われてもな^^

東京国立博物館に「平安の秘仏」を見に行った。「地蔵」に興味を持っていったんだけど、その観点からも面白かったな。本当は「十一面観音菩薩坐像」がメインらしいんだけど^^。 まあしかし。「秘仏」について語る知識は持たない。そこで売店での話。気にな…

辞書的な「週末」ってのはいつ?

国語辞典は「週末」をどう定義しているのかな、とちょっと興味をもった。まあ「土日のこと」なんてあっさり書いてあるのだろうと予測した。しかし辞書を見てみると意外に面白い。 たとえば『新明解』はこんな感じ。 しゅうまつ【週末】その週の終り。〔日曜…

国語辞典の「数列」は数学より難しい。

数学系の話が続く。今回は「数列」を引いてみた。最初に『大辞泉』を見て、まったく意味がわからなくて笑った。 1番目の語釈に曰く「2、3か5、6ぐらいの列。いくつかの列」。わかんねーよ、こりゃ。いや、嫌味とかではなく、ほんとうにぼくには意味がわから…

国語辞典の「ベクトル」と、チャート式の「ベクトル」

ふと、国語辞典で「ベクトル」を引いてみる。「国語辞典的」と数学の参考書の間に、ちょっと面白い違いがあるみたいだ。 まずは『岩波国語辞典』をみてみる。 Newton 今すぐわかる ベクトル 作者: 科学雑誌Newton 出版社/メーカー: 株式会社ニュートンプレス…

「空目」は古語辞典に載ってる言葉

「空目」が国語辞典に載っているのに驚いたのが昨日の段階。 「空目」って、「空耳」からつくったつい最近の言葉なのかと思ってたよ。由緒正しい言葉だったんだな。写真は広辞苑第三版。 pic.twitter.com/BZbzoghvIZ— maeda hiroaki (@torisan3500) Septembe…

音楽用「レコード」関連は、近々大改訂するんだろうな。

『ランダムハウス英和大辞典』をめくっていた。であったのは「EP」だ。 ランダムハウス英和大辞典によれば、「EP」とは「1分間45回転のレコード」。ぼくら世代にはまだわかるが、もうすぐ通じなくなるんだろうな。 pic.twitter.com/xccQXWS07d— maeda hiroak…

風呂敷はなぜ「風呂」敷というの?

「風呂敷」ってのはぼくの世代のちょっと前まで「一般的」な道具だったと思う。ぼくの世代(ちょうど50歳だ)あたりから使わなくなったんじゃないかな。 ふろしきスタイル 使い方決定版 (生活実用シリーズ) 作者: 山田悦子 出版社/メーカー: NHK出版 発売日:…

「ティッシュ」on 国語辞典

以前、「ちり紙」の記事を投稿した。「ちり紙」についてはわかったんだけど、そういえば「ティッシュ」は国語辞典にてどのように扱われているんだろう? と、思って最初にみてみたのは『新明解』だ(上の写真)。

「もぬけの殻」の「もぬけ」ってなんだ?

ふと「もぬけの殻」の「もぬけ」が何なのか気になった。そう、50年間、知らずに生きてきたのだ。 「蛻の殻」という漢字であることも今日はじめて知ったところ(下の写真は『新明解漢和辞典』)。

「小上がり」は怖い場所?

最初に『岩波国語辞典』をみてちょっと吹き出した。 こあがり【小上がり】小料理屋などで、腰掛け席とは別に設けた、奥行きのない畳敷きの客席。 「奥行きがない」部屋ってのはないと思う。ガヴァドンじゃないんだから。

「コアラ」でいちばん面白いのは『三省堂国語辞典』?

国語辞典を眺めていると「コアラ」に目がひかれた。 アニア AS-24 コアラ 出版社/メーカー: タカラトミー 発売日: 2014/08/07 メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 最初に見ていたのは『岩波国語辞典』だ。 コアラ形がくまに似た、オース…