東京国立博物館に「平安の秘仏」を見に行った。「地蔵」に興味を持っていったんだけど、その観点からも面白かったな。本当は「十一面観音菩薩坐像」がメインらしいんだけど^^。
まあしかし。「秘仏」について語る知識は持たない。そこで売店での話。気になったのが「らほつニット売り切れました」だな、やっぱり。
らほつニット、売り切れました。 (@ 東京国立博物館 - @tnm_pr in Taitō, 東京都) https://t.co/LfqwMLDzO6 pic.twitter.com/34TONWITxc
— maeda hiroaki (@torisan3500) 2016年9月25日
こういう女性、いたよなあ。と、そんな話も本題ではない。本題は「らほつ」だ。恥ずかしながら「らほつ」がよくわからないじゃないか。
もちろん国語辞典を引いてみる。とりあえずぼくの「名誉」(?)のために言っておくと、『三省堂国語辞典』に「らほつ」はないな。
もちろん『日本国語大辞典』には立項されている。
ら‐ほつ 【螺髪】〔名〕 仏の三十二相の一つ。仏の頭髪の、縮れて巻き毛になっているもの。らはつ。らほち。
立項されてはいるものの、よくわかんねえな^^。
『広辞苑』もよくわかんねえよ。
らほつ【螺髪】
仏像の頭部の髪の形式。螺状をした多くの髪が並ぶもの。
いやいや。「頭部」じゃねえ「髪」はなんなんだよ、とか、まあ突っ込むな、普通は。
わかんねえので『新和英大辞典』とかまで見る。
らほつ【らほつ】
〔仏像の頭部の髪型〕rahotsu; rahatsu; a spiral curl, symbolic of enlightenment, on the head of a Buddhist staue
まあなあ。よくわからねえさ^^。「spiral curl」は面白いけどね。
結局、こういうのはやはり百科事典なのだろうな。
『日本大百科全書』には次のようにある。
螺髪(らほつ)
仏像のうち如来(にょらい)像の頭髪の呼び名。仏陀(ぶっだ)の姿は人体と違って、「三十二相八十種好」とよばれる優れた点があげられるが、そのなかに「頭髪が青瑠璃(るり)色をして右旋している」とある。(以下略)
まあちょっとわかったような気もするかな。すなわち…というのはやめておこう。どうせぼくにはわかっていないんだろうから。
まあ結局。「らほつ」はあまりよくわからなかったけれど「らほつニット売り切れました」のおかげで、なんとなくイメージはわかったような気がする。ありがとう、らほつニット。
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