気になる言葉 on 国語辞典

つい気になった言葉など、辞書で引いてみる

2022-01-01から1年間の記事一覧

スワーブ(on rugby)とは?

ラグビーを見ていると、しばしば「スワーブ」ないし「スワーブを切る」という言葉を耳にする。 まあ、そんな言葉、国語辞典にはなかろうと思ったら、例の「何でも載せる」大辞泉には載っていたよ。 スワーブ【swerve】 ラグビーで、ボールを持つ選手が相手を…

流行りの「日本海寒帯気団収束帯」

最近、「日本海寒帯気団収束帯」ってな言葉がちょっと流行ってるよね。おしゃれ(?)に「JPCZ」と呼んだりもする。 ちょっと流行に遅れたかもだけど、今日はこの言葉を覚えるぞ(笑)> Japan sea Polar air mass Convergence Zone:JPCZhttps://t.co/DG1Ho…

「教書」ってなに?

海外からのニュースではしばしば「教書」って言葉が出てくる。耳慣れた言葉だけど、「教書」ってなんだっけ? www.nikkei.com

「憤怒」の読み方は?

放送大学の講義、「発達科学の先人たち」の第4回講義。ダーウィンを扱った回で「憤怒」を「ふんど」と読んでいた。ぼくの感覚からすると「ふんど」はいかにも間抜けな発音だ。「憤怒」の読みは「ふんぬ」以外にあり得ない。 発達科学の先人たち (放送大学教…

「平均台」は「beam」

「平均台」って「beam」(あるいはbalance beam)っていうんだって。 RiZKiZ 子供用平均台 【ホワイト】 120cm バランス感覚を養う室内遊具 耐荷重160kg 木製 練習 遊具 室内 玩具 男の子 女の子 運動 キッズ RiZKiZ(リズキズ) Amazon

「言説」はなんと読むのか?

放送大学の「学校と法」の第一回講義「学校教育紛争の現在」にて、以下のような講義があった。 学校教育に法は馴染まないという言説は過去のものとなり、話せばきっとわかるという牧歌的な学校運営は行き詰まっている。 この説明になんの異論もない。ただ、…

「ヒステリー」とは「子宮」のこと

放送大学『文学批評への招待』第12回「フェミニズム批評(2)」を聴いていると、「ヒステリーの語源は『子宮』のこと」という話がでてきた。 知らなかったよ! 昨日電車で聴いた放送大学講座は『文学批評への招待』第12回「フェミニズム批評(2)」。講義の中に…

「先達」は「センダチ」でも良いらしい?

放送大学の講義を聴いていると(どの講義かは忘れた)、「先達」を「せんだち」と読んでいた。 「先達」の読みとして、「センダツ」しか知らなかったぼくは相当おどろいた。 いちいち詫び始めればきりがなく、ついには生まれてきてスイマセンと偉大な先達が…

1モルゲンの土地

英語に「モルゲン」(morgen)という言葉があるのを知らなかったよ。 英語にも「モルゲン」があるのかー(ランダムハウス英和大辞典・抄)。> mor・gen1 モルゲン:面積単位;約2エーカー(0.8ヘクタール)2 モルゲン:面積単位;約2/3エーカー(0.3ヘクタール)…

希望あふれる「おいさき」

たいていの人は「おいさき」という言葉をきくと、自らの人生の行くすえとか、あるいは日本の少子高齢化に思いをいたすのではなかろうか。 でも。実は「おいさき」は「未来志向」の言葉でもあるらしいよ。 「生い先」という言葉を知らなかったよ。> おいさき…

「姑息」のニュアンスが悪くなったのは…

「姑息」という言葉は、比較的よく使われる言葉と思う。ただ、意味を間違えて(意味を変化させて)利用されている場合が多いという調査結果が出た。 「姑息」は本来、しばらくの間、息をついて休むところから「一時しのぎ」という意味。「割愛する」は辞書で…

クジラ on 国語辞典

「クジラ」に、そんなには興味がない。なので、クジラを大きくわけると「ハクジラ」と「ヒゲクジラ」に分かれることも知らなかったよ。 クジラは、「ヒゲクジラ」の仲間と「ハクジラ」の仲間に大別される。名前の由来にもなっているように、口の中にヒゲ板の…

大陸氷河と山岳氷河

恥ずかしながらそんな言葉は知らなかったよ>大陸氷河と山岳氷河 1万年前、氷河期が終わると大陸氷河は撤退し、現在ではグリーンランド・南極に残るのみである。山岳氷河は、アルプス山脈やヒマラヤ山脈、ロッキー山脈で今でも見ることができる。via 『大地…

「一年草」じゃない「一稔草」

「一年草」というものについては、小学校・中学校の理科でも教わるし、たいていの辞書にも載っている。したがって多くの人が知っている(ぼくも知っていた)。 ただ、同じ発音の「一稔草」ってのは知らなかったな。 > 極端なものでは、リュウゼツランのよう…

「をかしき稚児」

古語の話が続いて申し訳ない。もうすぐ放送大学生になるので、ちょっとうかれていろんな辞書(国語、古語、独和、仏和などなど)を読み漁っているのだ。 今回、気になった語は「をかしき児」。 「おかしい児」とはちょっと違う「をかしき児」。意味は「愛ら…

「みみはさみがち」

「みみはさみがち」という言葉に出会った。もちろん意味はわからない。 むずかしいよね、「みみはさみがち」。> みみはさみ‐がち 【耳挟勝】耳はさみをすることが多いさま。額髪を耳の後ろへかきやるようにしがちであるさま。たしなみを忘れて日常の家事に…

「dawn chorus」

Merrium Websterの「新登録語リスト」が公開された。 www.merriam-webster.com

「無骨」は和語

「無骨」って言葉、人生で何度も使ったことがある。「洗練されていない」とか「無作法」ってな意味。 ぼくとしては、「洗練されてないけれど、それなりにスジが通ってる」というわりと肯定的な意味で使ってた。「いかにも漢語風」でちょっと格好良いし(笑)…

優しい人は痩せている

ぼくがルッキズムに基づダイエットいて言ってるわけじゃない。辞書がそう言ってるんだ。 「優し」は「痩す」を形容詞化した語。つまり「身も細るほど」が原義。via 全訳読解古語辞典 pic.twitter.com/LfAPHjNA4v— maeda, h (@torisan3500) 2022年8月22日

「まぶしい」は「まばゆし」の変化形?

ぶち「古典学習ブーム」が訪れて、ちょっとだけ古典を勉強中だ。知らないことがあまりに多く、いくらでも勉強することがあるのが、ちょっと楽しいね(^^)。 ところで「まばゆし」。 「まばゆし」via 全文全訳古語辞典「まばゆし」は「強い光が目を刺激す…

「やさき」の使い方

NHKのニュースでは、一般人が言葉の間違った使い方をすると、字幕で修正することも多い。 今回、修正されていなかったけれど、ちょっとおかしな感じのする言葉に出会った。 この「やさき」の使い方には違和感があるなあ。ちょっと確認してみよう。 pic.twitt…

「友達」とはなんだ!?

なんていうと、哲学ぶった話を始めそうで気持ち悪いね。もちろんそんな『ソフィーの世界』みたいなことはしない(笑)。 新装版 ソフィーの世界 上 ―哲学者からの不思議な手紙 作者:ヨースタイン・ ゴルデル NHK出版 Amazon

「物語」とは「モノ」が語るもの

ふと(ってか、放送大学の講義に影響されてのことだけど)、「ものがたり」を辞書でひいてみた。 竹取物語 (岩波文庫) 岩波書店 Amazon

「メリーゴーラウンド」に大切なもの

メリーゴーラウンドが好きだ。大人になったり、あるいはひとりでいるときに、乗りにくい感じも好きだ。メリーゴーラウンドにひとりで乗ったのは、小6が最後だったかな…

「目の下」

「目の下」という言葉があるそうだ。「目の下」と言われてすぐに思いつくのは「目の下のクマ」かな。おそらくは「目の下」とは、人の(女性の)加齢を揶揄したりする言葉なんじゃなかろうか? あるいは「鼻の下」の類義語なんだろうか?

シンプル「国葬」対決

「国葬」をシンプルに定義しているのは、どの国語辞典だろう。そんな下らないことを考えた。候補は岩波国語辞典、広辞苑(岩波ゆえ)、三省堂国語辞典(わかりやすさを旨としているゆえ)だ。 9月27日は平日の火曜日になる。学校や官公庁などは休みにしない…

「尾錠」ってなに?

新明解をめくっていると、「尾錠」なる語に出会った。 びじょう【尾錠】ベルト・靴などに取り付け、左右から締めよせて止める金具。しめがね。びじょがね。 ここまで読んで「尾錠」が何かわかるだろうか。

辞書にみる「マドレーヌ」

プルーストをかじった人にとって、「マドレーヌ」は憧れの菓子だ(笑)。ただ、辞書をみて「マドレーヌ」を理解するのは難しいことだよ。 失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫) 作者:プルースト 岩波書店 Amazon

「ツー・ショット」の語源は紅鯨団

国語辞典をめくっていると「ツー・ショット」なる語が目に入った。てか、国語辞典にこんな言葉(?)が載っていると思っていなかった。 日本国語大辞典にも載っているんだよ。 ツー‐ショット({英}two shot )(1)映画やテレビドラマで男女の俳優が二人でい…

「リスキリング」

最近、新聞でもよく見る言葉になった「リスキリング」。なんだか、いかにも和製英語っぽい言葉だけど、ちゃんとした英語だ。 rè・skíllv.t.,v.i. 高度技術を再教育する.